“Sony Classical”スペシャル・セレクション Vol.1
『Sony Classical x TOWER RECORDS 共同企画』
タワーレコード“Sony Classical”スペシャル・セレクション第1弾
グールドやバーンスタインに代表される個性豊かなアーティストの宝庫Sony Classicalとタワーレコードによる夢のコラボレーションが遂に実現しました!
これまでにも数え切れない名盤を世に送り出したSony Classicalですが、その長い歴史の中で残された録音にはまだまだ魅力的な音源が眠っています。この膨大な音の財産から今回セレクトした10タイトルは、いずれもタワーレコードならではのテイストが光る粒ぞろいのディスクです。1950年代~1980年代にかけて録音されたものから、コレクターを唸らせる稀少盤や、永遠不滅の名盤までずらりと揃えました。
まず、本シリーズ白眉のディスクと呼べる、バーンスタインとイスラエル・フィルによる「スコープス山のハティクヴァ」はバーンスタインの数あるディスク中、最も希少価値の高いもので、メインのマーラー「復活」終楽章におけるテンションの高さは尋常ではありません。またピアニスト、バーンスタインとしての一面を語る上で外せない弾き振りによる、モーツァルト/ベートーヴェンの協奏曲集も注目です。グールドの弦楽四重奏曲は演奏時間30分超の聴き応え抜群の作品で、20代前半の頃とは思えない成熟した曲想には驚きを禁じえません。フィルアップのワーグナーではピアノは勿論、指揮者としての際立つ才能も遺憾なく発揮しています。20世紀を代表する弦楽四重奏団による2つのBOXセットは永らく再発売が待たれていた内容です。ジュリアードSQのモーツァルト「ハイドン・セット」は1962年の第1回目録音。そしてブダペストSQのベートーヴェン全集は第2回目のステレオ録音。どちらもオリジナル発売時から大幅値下げによる待望の復活です。
この他、フィラデルフィア管の首席奏者たちによるソロ録音集はLP2枚分の音源をCD2枚に収めました。もちろん世界初CD化の快挙です。ヨーヨー・マとボリングの知られざるクロスオーバー・アルバムはクラシックとジャズが見事に融合した世界をお楽しみいただけます。ベルマン絶頂期のシカゴ響とのブラームスと世紀の巨匠カザルスのマールボロ音楽祭に於けるライヴ音源は、音楽にその身を捧げた献身的な演奏が感動的、そしてシェリングのバッハ無伴奏全曲は20 世紀最大級名盤としてもっと聴かれて良い良盤です。
カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 | タグ : “Sony Classical”スペシャル・セレクション
掲載: 2009年12月01日 10:00
更新: 2010年01月17日 15:08