注目!ハルメンズ再発
あくまでタワレコのオンライン・スタッフが、己の<耳>と<直感>だけを信じて選んだ
アーティストをピックアップするのが“オススメン”なのだっ!
日本のニューウェイヴ史上において、最も重要なグループ、それがハルメンズ、そう断言してしまおう、少年ホームランズと8 1/2のメンバーにより結成されたその5人組は、たった2枚のオリジナル・アルバムしかリリースせずに解散してしまうが、その2枚のアルバムは、間違いなく80年代邦楽ロック・ポップ史上における重要作品。のちに戸川純によってリメイクされる「昆虫群」「電車でGO」「レーダーマン」を収録したファースト・アルバム『ハルメンズの近代体操』。戸川純、野宮真貴が参加し、よりサウンドが深化したセカンド・アルバム『ハルメンズの20世紀』。1982年12月のライヴをもってバンドは解散するも、サエキけんぞうはパール兄弟、上野耕路は戸川純とのゲルニカを結成し活動するなど、80年代の邦楽シーンを支えるアーティストを輩出したことでも重要。確かな演奏技術に裏打ちされたフリーキーかつ大胆なニューウェイヴ・サウンドは、サエキが生み出す批評的視点のある歌詞とあいまって当時の日本でしか生まれえないであろうものとなっている。今回、初CD化となるデモ音源とともに高音質CDでよみがえるこの2作品、当時を体験したリアル・ニューウェイヴァーも、あの頃に興味のある21世紀のトンガリキッズたちもぜひとも、入手すべし!ですよ。
▼同時発売、ハルメンズ関連3アイテム!▼
ハルメンズの中心メンバー、サエキけんぞうとクリプトン・フューチャー・メディア(株)がタッグを組み、バーチャルアイドル「初音ミク」が「ハルメンズ」をカバーするアルバム。 新時代のハルメンズ・サウンドがここに!野宮真貴、桃井はるこらが参加したセルフ(?)カヴァー・アルバム。 その後、ピチカート・ファイヴでセルフカバーすることになる、「ツイッギー・ツイッギー」も収録されている、野宮真貴初期の名盤。ボーナストラックとして2曲のライヴ音源を収録。▼こちらオススメ!ニューウェイヴ再発!▼