タビー・ヘイズの名作2タイトルがCD、LPで澤野工房より復刻
テナー・サックス&ヴィブラフォンを多彩&自在に操るタビー・ヘイズが、“TEMPO”レーベルに残した2作品が、CD、LPで復刻!
1つは、“TEMPO”レーベルのアナログ盤復刻シリーズの最新リリースとなる1956年録音のカルテット作『AFTER LIGHTS OUT』。
B-1「Message to the Messengers」では、スタジオの照明を落とし薄暗い中レコーディングされたことにより、プレイヤーたちはかつて過去に無いほどの幸福感とリラックスを感じ、最高なレコーディングが生まれたというエピソードも。この照明を落としたことで奇跡の演奏が生まれ、そのままアルバムのタイトル『AFTER LIGHTS OUT』となった。本作でのタビーは、テナー・サックスのみ演奏。
今回も、完全生産限定盤になりますので、ご予約/ご注文はご注文はお早めに!
【収録曲】
SIDE A
1. Ode to Ernie
2. No, I Woodyn't
3. Foolin' Myself
4. Nicole
SIDE B
1. Message to the Messengers
2. Hall Hears the Blues
【パーソネル】
Tubby Hayes (tenor sax)
Dickie Hawdon (trumpet)
Harry South (piano)
Pete Elderfield (bass)
Bill Eyden (drums)
そして、もう1枚は、2009年に同じ“TEMPO”レーベルのアナログ盤復刻シリーズより登場した『Tubby's Groove』のCD化。丁寧にリマスタリングされたというサウンドにも期待が高まる。
タビー・ヘイズがジャズ・クーリアーズ時代を見事に消化し、コンポーザーとして、またアレンジに磨きをかけ最高に脂がのりきった時を捉えた重要な作品だ。ワンホーン・アルバムとして彼の個性を十分に発揮した、いわば集大成的な代表作である。
タビーはこの時24歳、すでにヨーロッパを代表するテナー奏者にあげられる。録音は1959年12月にデッカ・スタジオで行われ、メンバーはタビー・ヘイズ(ts、vibes)に、テリー・シャノン(p)、ジェフ・クライン(b)、フィル・シーメン(ds)のカルテットである。とにかくオープニングのChano Pozo作「Tin Tin Deo」につきる。タビーのソロがスゴイ。他メンバーを置き去りにし異次元でプレイしているのだ、このノリ、気持ち良さ、“グルーヴ”が集約されている。『Tubby's Groove』まさに“グルーヴ”のかたまりだ。これを聴かずしてタビー・ヘイズは語れない。
【収録曲】
1. Tin Tin Deo
2. Embers
3. Like Someone in Love
4. The Surrey with the Fringe on Top
5. Sunny Monday
6. Blue Hayes
【パーソネル】
Tubby Hayes (ts、vibes)
Terry Shannon (p)
Jeff Clyne (b)
Phil Seamen (ds)
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