パール・ジャム、デビュー20周年記念プロジェクト
今も尚シーンに影響を与える唯一無二の存在であり続け、この20年間、世界で最も売れ続けた“真のアメリカの音(ロック)”となったパール・ジャムが、“Pearl Jam Twenty”と題した記念プロジェクトをスタート!
90年代初頭、それまでのきらびやかなハードロックに代わって支持されたのが、普段着で荒々しく、鬱屈した雰囲気を漂わせたロックの新しい潮流“グランジ/オルタナティヴ・ロック”だった。その扉を一瞬で開けたのがニルヴァーナとこのパール・ジャムである。両者は常にライバル的存在として注目を浴び、また世界を塗り替えた2大バンドとして、当時どのロック・バンドよりも若者にとってリアルで“俺たちを代弁する音”を象徴する存在だった。ニルヴァーナはカートの死を持って終焉を迎えたが、彼らは生き残り、やがてアメリカの音(ロック)となった。
パール・ジャムがあの時代をどうやって生きたのか、そして今日まで高い人気を保ったまま生き延びることができたのか、それを撮影し続けたのがかつてローリングストーン誌のジャーナリストで後に映画監督として成功するキャメロン・クロウである。そのドキュメンタリー映画が9月に世界中で公開される(日本も同時期に公開予定で、DVDもリリース予定)。今回リリースが決定した同ドキュメンタリー映画のサントラ盤は、キャメロン・クロウ監督が監修したもので、未発表レア音源も含む20年間からセレクトしたライヴ音源が収録される予定。
また、パール・ジャムの代表作であり、90年代のグランジ/オルタナティヴを象徴するロック名盤、『Ten』『Vs』『Vitalogy』がそれぞれ最新リマスターの豪華仕様で蘇る!