2011年9月の福島に、こんな6日間があった。「LIVE福島」公式本
2011年9月14日から19日にかけて行われた、福島県内を西から東へ会場を変えながら横断していく野外ロックイベント「LIVE福島 風とロック SUPER野馬追」公式BOOK。
そこに集まったアーティスト、各会場、そして来場者、それぞれの想いを一冊の本にまとめる。
出演者インタビュー多数収録!
猪苗代湖ズ/THE BACK HORN/サンボマスター/BRAHMAN/怒髪天/高橋優/福山雅治/西田敏行/音速ライン/長澤まさみ/and more!!
8月15日に開催された「世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」関連書籍
福島県にゆかりのある音楽家 遠藤ミチロウ、大友良英、詩人の和合亮一
この3人が代表となり、3.11の震災と原発事故以降不名誉な地として世界に知られたFUKUSHIMAを「ノーモアフクシマ」でも「立ち上がれフクシマ」でもなく、フクシマから新たな文化を発信し、フクシマをポジティブな言葉にかえて行こうと活動を始めたのがこのプロジェクトである。
8月15日に「世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA」と銘打って、福島市でフェスティバルを開いた。そこには、このイベントに賛同した坂本龍一など、沢山のアーティストが手弁当で集まり、観客動員数のべ1万3千人を超え、大きな成功を収めた。それは全世界に発信され、文化の新たな歴史の幕開けとなる。
本書は、これまでストリートの哲学や正義を考え続けてきた磯辺 涼が、福島に滞在し自分の身体で見た福島のリアリティと、そこから繋がる人と人の対話を「プロジェクトFUKUSHIMA!」と接しながら独自の視点で言葉を綴った、渾身のルポタージュである。
あたらしいFUKUSHIMAがはじまる
放射能が降り積もった故郷・福島で、ポジティブな未来図を描いてゆくために。音楽家・大友良英が「福島をあきらめない」仲間たちとその可能性を語り合った魂の記録。未来は自分たちの手で切り拓く。対話と日記でたどる3.11の絶望から8.15の奇跡まで。
対話者-
坂本龍一/宇川直宏/和合亮一/森彰一郎
遠藤ミチロウ/木村真三/丹治博志・智恵子・宏大
特集 坂本龍一「音楽に萌える」
講師に坂本龍一を迎え、あらためて音楽と気楽につき合うための、誌上特別講座を開講します。10月よりシーズン2を放送するNHK-ETV「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」に連動し、また坂本龍一が今年の夏を通して日本各地で起こしてきたアクションを網羅する特集です。
特別付録!CD付き
坂本龍一+和合亮一+大友良英
「詩の磔」8.15「FUKUSHIMA!」
ライブ音源完全収録、約40分。
ラジオでの放送時、反響を呼んだ音源。
SWITCH本誌でしか聴けません!