アデルも応援するソウル歌姫、レベッカ・ファ-ガソン登場
人生のサウンドトラックを紡いだ、21世紀のリアルな愛
レベッカ・ファーガソンがUKの人気オーディション番組「X-Factor」で準優勝したのは2010年12月。控えめで美しく、若くして2児のシングル・マザーである彼女は、アレサ・フランクリンを彷彿とさせるような圧倒的な歌唱力で多くの支持を集め見事準優勝に輝いた。その後、1年の時を経て彼女は、見事な歌唱力を誇るシンガーとしてだけでなく、自らの生き様を歌に描き出せるソングライターとしての才能を開花させ、待望のデビュー・アルバムをリリース。
輸入盤初回特典として“特製ジャケット・サイズ・フォト・カード”封入!
※特典フォトカードの絵柄は、上記掲載のアーティスト写真となります。
単なる“オーディション出身者”ではない、未来への可能性を秘めたアーティストとして世界に羽ばたく。追求されたのは、決して最先端のハイブリッドな音ではない。それは、共鳴を生むような生の感情が込められたソウル。夢に導かれるように、葛藤しながら紡いできた彼女の言葉。
レベッカ・ファーガソンをめぐるストーリー
■リヴァプールの労働者階級からシンガーを夢見た日々
レベッカ・ファーガソンはリヴァプールに生まれ、シングル・マザーの母のもと3人の兄弟、2人の姉妹と共に育った。生活は楽ではなく、そんな日々から逃走するように音楽と向き合うようになる。「3歳の頃から歌を作っては歌っていたわ。ティーンエイジャーの頃はいくつもいくつも詞を書いていた。」 学生時代は学校での居心地の悪さを感じるようになりながら音楽への希望を募らせていったものの、厳しい母親の影響からクリスチャン・ミュージックしか聴かせてもらえなかった。「でもある日、私の音楽好きを知ってる母の友達が2本のテープを持ってきてくれたの。シェールとホイットニー・ヒューストンだったわ。夢中になって何時間も座り込んで、何回も何回も聴いたものよ。」
■2人の子供を持つシングル・マザー、17歳で1度は途絶えた夢
14歳の時に衣料品店で働いてお金を手にし、歌のレッスンを受け始める。そしてパフォーミング・アートの学校に進学するも… 17歳で彼女にとって第1子となるリリー・メイを、19歳で第2子となるカールを妊娠してシングル・マザーに。「これで人生台無しだ、って最初は言われたわ。しばらくは私もそう考えたけど、子供がいることを理由に夢をあきらめる必要はない、と、その後は周りも私を応援してくれた。」
■X-Factorでの準優勝 アデルは彼女に80回も投票を!
そして2010年のX-Factorに出場。優勝はマット・カードルであったが、彼女は圧倒的な歌唱力が評価され準優勝に。出演中は、アデル(レベッカ・ファーガソンが影響を受けたアーティストのひとり。「歌う言葉ひとつひとつに意味がある。そうしたスタイルが大好き」と評する。)が「私に80回は投票したって言ってくれた。いつもそうやって私を励ましてくれている。」との言葉通り、アデルが応援していたことでも知られる。