The B-52s初のオフィシャル・ライヴ映像

1979年に『警告！THE B-52's来襲』でデビューしたThe B-52's。カラフルな都会派パーティー・サウンドはアメリカン・ロックの“新しい波”として、カーズやDEVO、トーキング・ヘッズなどと共に時代の扉を開け放つことになった。ケイト・ピアソンとシンディ・ウィルソンのツイン女声ヴォーカルとフレッド・シュナイダーの掛け合いによるユニークなサウンドが人気を博し、彼らはトップ・バンドとしての位置を確立している。1985年にシンディの兄でバンドのギタリストだったリッキー・ウィルソンがエイズで亡くなるという事件に見舞われるなどしながらも、彼らは活動を続行。2008年には16年ぶりの新作『Funplex』を発表している。（アーティスト名は近年、アポストロフィが消えてTHE B-52'sからTHE B-52sとなった）

本作に収められたライヴは2011年2月18日、ジョージア州アセンズの『クラシック・センター・シアター』でのステージ。アセンズで1977年2月にTHE B-52'sとして初めてステージに立ってから34年を記念する、アニヴァーサリー・ライヴだ。火事で焼失した『ジョージア・シアター』再建のベネフィット・ライヴでもあるこのショーで、彼らはヒット曲の数々を余すところなくプレイ。『Funplex』からの「パンプ」、ミリオン・セラーとなったヒット曲「ラヴ・シャック」、そしてもちろん「ロック・ロブスター」「惑星クレア」なども披露される。ボーナスとしてメンバーのインタビュー映像を収録！