【Tower To The People/タワレコ良盤発掘隊】パトリース・ラッシェン
ウィル・スミス主演映画『メン・イン・ブラック』テーマ曲のサンプリングを筆頭に、サンプリング・ネタとしてヒップホップ世代から圧倒的な人気を集めた「Forget Me Not」を筆頭に、ジャズやフュージョンとソウル・ミュージックのエッセンスをブレンドした独創的な音楽世界と楽曲を完成させたマルチな才媛、パトリース・ラッシェン。
今回、彼女の非凡なクロスオーヴァー・センスが100%開花期を迎えた“エレクトラ”移籍後にリリースされたアルバム3作品(『妖精のささやき』『陽気なレイディ』『おしゃれ専科』)が、タワーレコード・オリジナル企画で独占復刻!
ジャズ名門“プレスティッジ”からリーダー作品を3枚発表後に、ソウル路線に踏み込んだ表現を求めレーベル移籍。“エレクトラ”からの1作目となった本作では、アース・ウィンド&ファイアーのリズム・セクションやジェイムス・ギャドソンらの強靭なリズム演奏をバックに、颯爽としたキーボード・プレイとソウルフルでチャーミングな歌声を披露。シリータや等による分厚いコーラスも魅惑的!(1977年作品)
前作『Patrice』に引き続き、アル・マッケイ(EW&F)やジェイムス・ギャドソンら強力なリズム・セクションを引き連れ、キーボード演奏だけでなく、ドラムやパーカッションなど多彩な楽器を弾きこなし、作詞/作曲/編曲まで手掛けて、しかもチャーミングな歌声に益々磨きをかけた傑作セカンド。ヒップホップ・サンプリング・ネタ定番、メロウ・グルーヴ、ダンス・クラシックなど名曲満載!(1978年)
ジェイムズ・ギャドソンやンドゥグ・レオン・チャンクラー、ポール・ジャクソンら、前作まで参加の御馴染みのセッション・プレイヤーにデヴィッド・T・ウォーカーが今作で初参加。名手たちのカラフルで手堅く個性的!なプレイが益々ダンサンブル指向を強めたパトリースの音楽世界を彩った傑作アルバム。アップ・テンポのポップ・ナンバーだけでなく、メロウなスロウも秀逸!(1980年作品)
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