21世紀のハロウィン、最高傑作の全貌が明らかに
メロディアスかつスピーディなパワー・メタルの先駆者ハロウィンが、前作『7 SINNERS』以来約2年振りとなる通算14作目のスタジオ・アルバム『STRAIGHT OUT OF HELL』は、あのメロディアスでハッピーでポジティヴなサウンドが遂に復活!愛すべきヘヴィ・メタルの守護神が、いま新たなるマスターピースを掲げる。
■タイトルは、マヤ暦に由来する終末論から
「STRAIGHT OUT OF HELL」というタイトル、直訳すると「地獄から出てすぐ」だが、一見ネガティヴに聞こえるこのようなタイトルを付けたのには、以下のようなポジティヴな理由がある。
マヤ文明で用いられてきた暦における周期が、2012年の12月21日から同23日頃でひとつの区切りがつくことから、21世紀の初頭より世界中のオカルト誌や予言関連書などで、「2012年12月に人類は滅亡する」という終末論が語られてきた。新作「STRAIGHT OUT OF HELL」が発売となるのが2013年1月であり、「地獄から抜け出してきた」というポジティヴな理由でこのタイトルを付けたという。
ちなみに、ハロウィンが終末論をアルバムで取り上げるのは今作が初めてではない。96年に発表した「THE TIME OF THE OATH」では、ノストラダムスの予言からくる1999年の終末論を取り上げている。
■ハッピーでポジティヴなサウンドが復活
今作は、意図的にネガティヴなものを排除し、かつてのハロウィンの代名詞となっていたハッピーでポジティヴな雰囲気・サウンドに。それには、プロデューサーのチャーリー・バウアファイントの意向が反映されている。以下、マイケル・ヴァイカート(g)のコメントだ。
「チャーリーは、ネガティヴかつ憂鬱なプロジェクトをまた手掛けるのはいやだと言った。当然ながら彼は別のバンドも手掛けているわけで、その彼らが『おい、ニュー・アルバムはすごくダークで邪悪でネガティヴでゴシックなものにしたいんだ!』と言うわけだよ。『この世が終わろうとしているんだから、総てが台無しで、俺たちは悲しい。だから、『皆殺しにしてやる!』みたいなサウンドにしたいんだ』とね。チャーリーはそういった作品を多々手掛けてきた。需要があったからだ。でもプロデューサーとしては昔に戻って、ポジティヴで明るくて気持ちの良いアルバムを作りたいとたまには思うものだし、それはかねてから俺の考え方でもあったんだ」
■デラックス・エディションには2曲のボーナス・トラック
10,000セット限定で生産されるデラックス・エディションには、2曲のボーナス・トラックが収録される。ひとつは、日本の限定盤でしか聴けない“No Eternity”。もう1曲は、ハモンド・オルガンをフィーチャーした別ヴァージョンの“Burning Sun”。後者は、今年他界した元ディープ・パープルのジョン・ロードへのオマージュ。ハモンド・オルガンをLチャンネル、ギターをRチャンネルに入れて、典型的なハロウィンの曲をディープ・パープル風に仕上げた。
■ガンマ・レイとのカップリング・ツアー、再び
07年と08年にわたり、ここ日本を含む世界各国を熱狂させた、ガンマ・レイをスペシャル・ゲストに迎えての奇跡のカップリング・ツアー『Hellish Rock Tour』の第2弾での2013年夏の来日も決定している。
【10,000セット完全限定盤】
- 5大特典付 -
★ボーナス・トラック2曲収録(うち1曲は日本盤DXエディション限定)
★特製バンダナ封入
★特製Tシャツが500名様に当たる応募券付
★豪華エンボス加工デジパック仕様
★高音質SHM-CD仕様
カテゴリ : 予約 | タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2012年12月18日 17:26