【冬名盤】タワレコスタイル×マッシュ(キドリキドリ) セレクション
キドリキドリ: 川元直樹(Dr,Cho)、マッシュ(Vox,Gu)、ンヌゥ(Ba,Cho)からなる、UK ロック、パンク、HC、ジャズ、ファンク、プログレ、テクノ、J-POP、さらにはワールドまで、一見バラバラともとれる音楽性を見事に昇華し、独自の音楽として再構築した楽曲が、地元大阪にとどまらず全国規模でも話題になり、急速に認知を広めている注目バンドの一つ。
2011年7月に満を持して初の全国流通盤『El Primero』を自主レーベル「Polka Dot records」よりリリース。超英文学的に世の中への批判を散りばめた歌詞、それを早口に歌い上げるイギリスはウェールズ出身のギターボーカル、ニコニコ動画にて10万回も再生されたほどのテクニックを持つガチヲタニートベーシスト、そしてオニギリ大好き好青年ドラム。脈々と時代ごとに受け継がれてきた英語のロック、間違いなく10世代で担っていく重要な存在となるにちがいない。また、バンド名は、村上春樹小説『ねじまき鳥クロニクル』から。
キドリキドリ『La Primera』
マッシュ(Vox,Gu):8月にリリースしたキドリキドリのセカンドアルバム『La Primera』、季節感を排除したつもりが、聴き直すと冬っぽい音だったので、合わせてチェックしてみてください。キドリキドリなんて名前ですが、ゆるふわな音楽ではありません。ごめんなさい。
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マッシュ (Vox,Gu):『冬に聴きたいアルバム』
マッシュ(Vox,Gu):冬に聴きたくなるアルバムということで、WHAM!と山下達郎さんと竹内まりやさんとマライヤ・キャリーとジョンレノンでいいかなぁと思いましたが、割と真面目に自分が好きなものを選びました。あんまり作風に反映させてませんが、良い音楽ばかりだと思います。クリスマスもあるし、CD買おうぜ。CDを買うこと、つまり物を持つことってのは、かっこいいことです。動画サイトで満足してるガキと差をつけるチャンスだぜ。はっぴいえんど『はっぴいえんど』
解散して何十年経つねんという話ですが、やはりグッドミュージックは錆びつかない。寒いこの季節は黄金メロディでほっこりしようぜ。季節感のある歌詞が特徴的な彼らですが、このアルバムは冬の歌ばっかりです。そのまんま。あと、私的に細野晴臣さんが作った曲はドツボです。夏の楽しみが仕事終わりのビールをキューっ!なら、冬はオコタとミカンで、はっぴいえんど。
Manu Chao『Radio Bemba Sound System』
恐らく人生で聴いた中で一番"アツイ"ライブ盤。冬の寒さに飽きた方にピッタリです。10人で鳴らす音の塊を耳にして体が動き出さない方がおかしい。こんなん反則!収録されたライブは、とにかくノリノリで、たまに泣かせてくる忙しい感じです。高速道路を走ってるときに流すと事故ると思うので、控えめに。
Radiohead『Amnesiac』
Radioheadを聴くと、いつも冬のことを思い出します。寒さに耐えながらアルパカに飯をあげていた日々のBGMが彼らだったせいかもしれないけど、冬の外出にはカイロとレディへが欠かせない。誰かと彼らの話をすると、いつも「OK ComputerかKid Aか」みたいな話になるけど、それは音楽誌に踊らされ過ぎ。このアルバムが最高傑作だと思います。Tシャツ持ってるくらい好き。
Alcest『Souvenirs d'un Autre Monde』
ここでブラックメタルの時間です。
ブラックメタルが何か、詳しくは省略しますが、簡単にいうと極悪犯罪者ミュージックです。しかし、近年、シューゲイザーと混じり合いつつあり、まさかの展開を迎えている興味深いジャンルでもあります。そのど真ん中にいるのが最近のAlcest(初期はガチな方らしい)こないだ彼らの初来日に行ったときにフランスのバンドながら、北欧を感じました。ブラックメタルの伝統芸である極寒トレモロリフ炸裂で間違いなく、日本の気候がマシに思えます。
Ramones『ラモーンズの激情』
ウィンタースポーツなんかしたこともない僕ですが、冬になるとパンクが聴きたくなります。ちなみに夏も聴きたくなる。冬の孤独感を忘れさせてくれる楽しいアルバムです。なんというか、最高なんですよ。かつて音楽紙はトイレ1000個を一斉に流したような音だとラモーンズを批判したらしいですが、実際そんな感じ。想像してみてくれ。トイレ1000個を同時に流すパーティなんかあれば最高だろう。楽しいに決まってるだろう。そんなアルバム。
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2013年01月23日 16:40