スカ・レジェンド、ザ・スカタライツのニュー・アルバム
2014年に結成50年を迎える、言わずと知れたジャマイカン・ミュージックの至宝、スカ・レジェンド、ザ・スカタライツのニュー・アルバム「Walk With Me」が登場!オリジナル・アルバムとしては、2007年の「On The Right Track」以来6年振りとなる今作、2011年に他界したオリジナル・ドラマーのロイド・ニブが生前に参加した最後の作品でもあり、これぞスカタライツ!な全11曲を収録。
ライナーノーツより(抜粋)
スカタライツは1964年5月にジャマイカで結成された。
彼らはそれぞれジャマイカでも屈指のミュージシャンで、いろんなバンドやレコーディングセッションに参加したあと、一緒にプレイする事になった。そして国中のあらゆるサウンド・システムでかけられるようになる。トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、プリンス・バスター、ザ・ウェイラーズなど、当時頭角を現してきたアーティストのバックを務め、スカタライツは伝説のバンドとなった。
彼らの音楽はスカと呼ばれる新しいビートで、そのわかりやすいリズムは瞬く間に広まっていった。やがてそのビートがゆっくりとなってロックステディーが生まれ、レゲエが生まれた。この火種は世界中にどんどん広がっていき、大きな音楽の樹となり、ダブ、ダンスホールレゲエ、ラヴァーズロック、スカパンクなどの多くのスタイリッシュな枝をのばすことになる。
バンドは、約20年のブランクを経て1983年に再結成をし、1989年から定期的にツアーを行うようになってから、世界中の観客を興奮の渦に巻き込んでいる。48年たった今も、何度ものメンバー・チェンジがあっても、スカタライツだけが作りだせる無類のジャマイカンスタイルで新しい音楽とパフォーマンスを続けてきている。
今スカタライツは、オリジナルのアルト・サックス・プレイヤー、レスター"スカ"スターリングとヴォーカルのドリーン・シェファーをフィーチャー、そして彼らに選ばれたメンバーたちと共に、ジャマイカン・スカ・ミュージックを誇りをもって表現し続けている。
掲載: 2013年01月25日 15:46