ホワイトスネイク、CD2枚組、最新ライヴ・アルバムをリリース
2011年からスタートした『フォーエヴァーモア』ワールド・ツアー。ホワイトスネイクと共に、イギリスそして世界各国を旅する2枚組ライヴ・アルバムが『メイド・オン・ブリテン/ザ・ワールド・レコード』だ。
ラウド・パーク11での来日公演の4ヶ月前、2011年6月に行われた全英ツアーからベスト・テイクを選りすぐったCD-1『メイド・イン・ブリテン』、そして世界を股にかけ、100回近くのコンサートからの楽曲をピックアップしたレア・ライヴ・コレクションCD-2『ザ・ワールド・レコード』という別コンセプトの2枚組で、『フォーエヴァーモア』ワールド・ツアーの全貌を140分にパッケージする。
ディスク1『メイド・オン・ブリテン』は2011年6月の全英ツアーからのステージを、ひとつのライヴとして再構成したものだ。デヴィッド・カヴァーデイル(ヴォーカル)を筆頭にダグ・アルドリッチ&レブ・ビーチ(ギター)、ブライアン・ティシー(ドラムス)をフィーチュア、「ベスト・イヤーズ」から始まるショーは、「スティル・オブ・ザ・ナイト」、「イズ・ディス・ラヴ」、「フール・フォー・ユア・ラヴィング」などのホワイトスネイク・クラシックスに加えて、ラウド・パークで演奏されなかった「マイ・イーヴィル・ウェイズ」「フェア・ジー・ウェル」もプレイしている。1978年、『ライヴ・アット・ハマースミス』でライヴ・バンドとしての実力を知らしめたホワイトスネイクだけに、同作がレコーディングされた聖地ロンドン・ハマースミス・アポロ(当時はハマースミス・オデオン)で4,000人の観衆が歌い上げる「エイント・ノー・ラヴ・イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シティ」は、デヴィッドが「ホワイトスネイク合唱隊が生まれたのはこの会場だった」と述懐する盛り上がりだ。
ディスク2『ザ・ワールド・レコード』は、ヨーロッパ、アメリカ、南米ツアーでレコーディングされたライヴ・トラックを収録しており、「紫の炎?嵐の使者」メドレー、ヒット・シングル「ザ・ディーパー・ザ・ラヴ」、『フォーエヴァーモア』からの「キャン・ユー・ヒア・ザ・ウィンド・ブロウ」「ワン・オブ・ジーズ・デイズ」など、ラウド・パークでは聴くことの出来なかったナンバーを聴くことが出来る。さらに日本盤のみ、初期ホワイトスネイクの人気曲「エイント・ゴナ・クライ・ノー・モア」のアコースティック・ライヴが収録されている。
2013年は、“イヤー・オブ・ザ・スネイク”だ。ラウド・パーク11を全曲収録した映像作品/CD『メイド・イン・ジャパン~ライヴ・アット・ラウド・パーク11』、5月のジャパン・ツアー、そして『メイド・オン・ブリテン/ザ・ワールド・レコード』によって、半身一体が完成する。
デヴィッド・カヴァーデイルが「私が楽しんだのと同じぐらい、世界中のファンが楽しんでくれたら嬉しい」と語る本作。2013年夏、スネイク・フィーバーは最高潮に達する。
【メンバー】
デヴィッド・カヴァーデイル(ヴォーカル) /ダグ・アルドリッチ(ギター)/レブ・ビーチ(ギター)/マイケル・デヴィン(ベース)/ブライアン・ティシー(ドラムス)/ブライアン・ルーディ(キーボード)
【関連作品】
■ホワイトスネイク、『LOUD PARK 11』ライヴが映像作品化カテゴリ : 予約 | タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2013年05月01日 11:28