ボリス・ヴィアンの名作をミシェル・ゴンドリー監督が映画化した話題作! 『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』サントラ!映画は10月5日公開!
製作発表時から話題になっていた、ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』 (もしくは『日々の泡』)のミシェル・ゴンドリー監督による映画化がついに登場。そのサウンドトラックがフランスで発売になっている。
サウンドトラックは2枚組で、1枚にはボズ・スキャッグス、デューク・エリントンなど、既成曲で構成。
そして、もう一枚には、エチエンヌ・シャリーによるスコアを収録。
このシャリーといえば、ゴンドリーとふたりで"Oui Oui"というユニットを組んでいるコンポーザー&アレンジャー。エチエンヌ・シャリー単独名義で、その昔(1997年)あのラ・パレイユ・フォト・レーベルより『36 Erreurs』というアルバムをリリースしたこともある。
映画音楽は、オムニバス映画『Tokyo!』中のミシェル・ゴンドリー・パート、オリヴィエ・バビネとフレッド・キーン共同監督による2010年作品『Robert Mitchum est mort』を担当しており、長編映画の音楽担当は第2作目となる。
配役も注目。主人公のカップルは、ロマン・デュリスとオドレイ・トトゥという現代フランス映画界で最豪華な組み合わせ。『最強のふたり』のオマール・シーも顔を見せている。
ヴィアンの『うたかたの日々』は、1968年にシャルル・ベルモン監督で映画化されており、こちらも1995年に日本でもミニシアターを中心に公開されているので、映画ファンも、ご存知の方も多い思う。ジャズとSFとロマンティックな悲恋物語の融合。予告編を見る限り、ゴンドリーらしいお茶目な映像遊びもふんだんに取り入れられているようである。
『ムード・インディゴ~うたかたの日々』は、10月5日より日本公開!
関連盤には、フランス映画中心にドリーミーなサントラを。