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肉食系ガールズ・グループ、ストゥーシィのデビュー・アルバム

STOOSHE

21世紀版“ストリート仕立てのドリーム・ガールズ!? ロンドン発、“女3人寄れば姦しい”を地で行く、ポップでキッチュ、なのにちょっと懐かしいR&Bサウンドの派手系3人組ガールズ・グループ、STOOSHE(ストゥーシィ)のデビュー・アルバム。

2011年にロンドンで結成。ソングライター/マネージャーのJo PerryがTopshopの店内やMySpace等で見つけ出した、ブリクストン出身のシンガーの卵Karis、ガーナ系の音楽一家に生まれたAlex、そしてペンジのシアター・スクールに通うCourtneyの3人娘はスタジオに集められるやいなや意気投合してSTOOSHEを結成する。ちなみにSTOOSHEとはロンドンのストリート・スラングで「お高い」とか「さほどでもないのに、自分をいい女と思っている勘違い女」のことらしい…。

 「美味しそうなお尻の英国娘」がポイントのKaris、「派手な刈上げ頭のぶっ飛び娘」を売りとするCourtney、さらに「巨乳の実はお嬢」自慢のAlexから飛び出すのは、あけすけな言葉と迫力あるコーラス。そのサウンドは、ポップでキッチュ、それでいてオールドスクール・ファンの心をくすぐる懐かしさもありと…まるで、Salt 'N' PepaとOdd Future、En VogueにJay-Z、TLCとThe Supremesを足しっぱなしにしたもの。

ワーナー・ブラザースUKと契約を交わした彼女たち。2011年の末にはBBCの「Sound of 2012」にノミネートされ、翌2012年にリリースしたシングル“Love Me”が全英5位、そして“Black Heart”が全英3位と立て続けに大ヒット!この成功は「Sound Of 2012」にノミネートされたアーティスト中1番だそう。

オリー・マーズ、リリー・アレン等を手掛け、現在ノリにノッているプロデューサー、FUTURE CUTをプロデュースの中心に据えた今作には、煽動的でパンチの利いた歌詞に、彼女の本領である超一級品のコーラスとヴォーカル、そしてその声を支えるエッジの効いたサウンドが最初から最後までぎっしりと詰まっている。彼女たちの前途はロンドンの街を眠らせないほどに明るい!?

 

掲載: 2013年05月21日 17:29