スウェディッシュ・メタルの雄、ミーン・ストリーク新作完成
メタル・スピリットを逞しく継承するスウェディッシュ・メタルの雄、ミーン・ストリーク。'06年、ヘヴィ・メタルの真髄を目指し、ベースのピーター・アンダーソン(AXIA, NIVA)によって結成されたツインギターを擁する5人組正統派メタル・バンド。心底好きなメタルを自身で消化しつつ、その新たな感性に従ってミーン・ストリーク・サウンドを創りあげた。
アーチ・エネミー、イン・フレイムス、オーペス等のプロデューサーで知られる重鎮フレドリック・ノルドストロームによってミックスが施されたデビュー・アルバム『Metal Slave』は、日本のメタル・ファンにも熱く受け入れらる。
その後、ギターのイングヴェが脱退。新たにソイルワークに参加していたデイヴィッド・アンダーソンとパトリック・ガードベリという2人のギタリストを迎え、セカンド・アルバム『Declaration Of War』を発表。NWOBHMに影響を受けたトラディショナルな80's サウンドを主軸に、ジューダス・プリースト、アクセプト、サクソンを想起させる剛直で鉄壁なサウンドを構築、新体制となったツイン・リード仕様も強力となった。ミックスには再度、フレドリック・ノルドストロームを起用。アルバム発売のタイミングで東京、大阪と日本公演も実現させている。
ヨーロッパでのショート・ツアー、フェス出演後、自身のバンド、アモトラックに専念するためにパトリック・ガードベリがバンドを離脱。新たにトーマス・ヨハンソンが加入し、次作の構想に入っていく。
そうして約2年半振りとなるサード・アルバム『Trial By Fire』が完成した。彼らのルーツとも言える80 年代正統派メタルの影響を色濃く反映させるも、確実に進化した様相を提示。ミーン・ストリーク・サウンドがより強調された仕上がりとなっている。注目のメタル・アルバムだ。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2013年06月07日 13:18