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ブラック・レーベル・ソサイアティ2013年最新ライヴ

Black Label Society

 

ブラック・レーベル・ソサイアティを率いるのと同時に、オジー・オズボーンの相棒ギタリストとして20年以上活躍してきたザック・ワイルドが行ったスペシャル・ライヴを全曲収録した最新映像作品/アルバムが登場する。

2013年3月6日、ロサンゼルスのクラブ・ノキアで行われたこのライヴは、アンプラグドならぬ“アンブラッケンド”と銘打たれたもの。ザックを筆頭に、バンド全員が椅子に座ってプレイするという珍しい構成のステージだ。『ブック・オブ・シャドウズ』(1996)発表時にも着席ライヴを行ったことのあるザックだが、アコースティック主体だった当時のライヴに対し、このショーではエレクトリック・ギターをメインに、一部アコースティック、そしてピアノを演奏。2,000人の観客を前にして、密接な距離からステージ・パフォーマンスを披露する。

約1時間40分におよぶショーの演奏曲目は、ザックのソロ・キャリア、ブラック・レーベル・ソサイアティ、そしてプライド&グローリーのレパートリーから、“アンブラッケンド”のコンセプトに基づいて選び抜かれたもの。プライド&グローリーの「ルージン・ユア・マインド」から始まり、『ブック・オブ・シャドウズ』からの「ソールド・マイ・ソウル」「スローイン・イット・オール・アウェイ」など、近年演奏されてこなかったレアな曲が多数プレイされる。アコースティック速弾きをフィーチュアした「スピードボール」、オリジナルのヘヴィ・チューンをレイドバック・アレンジした「スティルボーン」など、本作が初登場となるライヴ・テイクも収録している。「アイ・サンク・ユー・チャイルド」でのザックと愛嬢のビデオ・デュエットという趣向も、これまで見ることが出来なかったものだ。

ザックをバックアップするのは、現ブラック・レーベル・ソサイアティのメンバーであるニック・カタニージ(ギター)、ジョン・デサーヴィオ(ベース)、チャド・ゼリーガ(ドラムス)、そしてグレッグ・ロカシオ(バック・ヴォーカル)、デレク・シェリニアン(キーボード)という面々だ。ドリーム・シアターやブラック・カントリー・コミュ二オンなどで知られるデレクは、主にピアノでバンド・サウンドに貢献している。
 “アンブラッケンド”形式のライヴは西海岸で数回行ったのみ。今年夏には通常編成に戻り、メガデス、ヘルイェーらと共に全米『ジャイガンツアー』フェスティバル・ツアーに参加することが発表されており、本作のライヴは、ザックの異なった側面を捕らえた貴重なドキュメントとなる。

またボーナス映像として、刑務所慰問ミニ・ライヴ『ザック・ワイルド・ヴィジティング・ア・プリズン』を収録している。棺桶型ギター(エピフォン・グレイヴヤード・ディサイプル)を抱えたソロ・パフォーマンスで、1時間にわたって歌い、語り、質疑応答に答えるというもの。ワン・カメラでステージ脇から撮影したショットだが、限られたオーディエンスと関係者のみが見ることが出来た、貴重なライヴだ。さらに今回の”アンブラッケンド”プロジェクトについてザックが語る最新インタビュー映像、プライド&グローリー「ルージン・ユア・マインド」ミュージック・ビデオも収録している。

【ミュージシャン】
ザック・ワイルド (ギター/ヴォーカル/ピアノ)
ニック・カタニージ (ギター)
ジョン・デサーヴィオ (ベース)
チャド・ゼリーガ (ドラムス)
デレク・シェリニアン (キーボード)
グレッグ・ロカシオ (バック・ヴォーカル)

 

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2013年07月18日 12:38