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噂のフィンランド産メタル・バンド、スピードトラップ

Speedtrap

 

遂にフルレングス・アルバムでデビューを果たすフィンランドのスピード・メタラー、スピードトラップ。

2007 年、PYROTOXICのマーカス・ヒエタミエス(b)、PYROTOXIC、PERIKATOのヴィレ・ヴァラヴオ(g)、IRRITATE、MARTTYYRIOPERAATIO,NAILGUNNER、SKULLFUCK、HOODED MENACE、NEUTRON HAMMER 等で活動してきたヨリ・サラ・アホ(vo)、そしてミーカ・ケラネン(ds) が集まり、新たなスピード・メタル・バンドを目指し、その活動を開始する。

2008年に4曲入りデモ『Heavy Metal Raid ‒ Demo 2008』を発表、翌年には500枚限定、6 曲入りEPを発表し、その名前が広がっていく。

2010年にはSplit LP『Speedtrap / Death With A Dagger』を発表し、注目が集まる。そして、Svart Records との契約を果たしたバンドはここにアルバム・デビュー作『Powerdose』を完成させるに至った。

彼ららしいアルバム・タイトルがつけられた『Powerdose』はモーターヘッドばりのスピード・メタルを筆頭に、ハードコア・パンク、ロックン・ロールのテイスト、そして火を噴く速射ギターとアグレッシヴなヴォーカルが封じ込められている。それらを武器に忘れ去られたかのようなレトロ・リヴァイヴル・シーンを強引に突き進んでいく。

彼らは80 年代メタルの中で、最も活発で勢いのあったころの感性をルーツに持ち、ルール無用、野獣的なグルーヴ、ギター・リフ、そしてジョリ・サラ・アホの凶暴なヴォイス(シーンで最も有望なミュージシャンの一人)でリスナーの心を掴んでいる。

近年のバンド、エンフォーサーを彷彿とさせる音楽性だが、ブラック・サバス、モーターヘッド、スレイヤー、エキサイター、ディスチャージ、ダイアモンド・ヘッドからの影響があるようだ。

バンドはフルの力を発揮し、真の目指すサウンド、アイデンティティーを表現、アルバムは最初から最後まで、完全アナログ・レコーディング仕様、コンピュータの類は一切使用されていないという。結果、徹底的な残忍かつ歓喜あふれる音楽の武器ともいえるサウンドが創り上げられた。彼らは新しいレベルへ到達するために、よりエネルギッシュに、よりパワフルなバンドへとなるために全精力を費やしてきたという。

日本盤ボーナス・トラックはSplit LP『Speedtrap / Death With A Dagger』-2010- からの楽曲を収録。

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2013年10月15日 13:11