めんたんぴんの初期3作品が高音質CD&紙ジャケで再発
めんたんぴんが1975、1976年に発表した初期3作品が高音質CD(HQCD)&紙ジャケット仕様で再発。アナログ・マスター・テープからのデジタル・リマスター音源を使用。『MENTANPIN』(1975年)、『MENTANPIN SECOND』(1976年)、『カントリー・ブレックファスト』(1976年)の3タイトル。『MENTANPIN SECOND』、『カントリー・ブレックファスト』にはそれぞれボーナストラックを1曲追加収録。
『MENTANPIN』(1975年)
1972年石川県小松市にて結成されためんたんぴん。1974年福島県郡山市で開かれたワンステップ・フェスティバルに出演し注目をされた。グレイトフル・デッドをはじめとするアメリカ西海岸~南部系ロックの影響を受けたサウンドで、重心の低いリズムとキレのいいギターが冴え渡る。デビュー・シングル曲“コンサート・ツアー”をはじめ、人気曲“木こりの唄”、“メキシコの山”他収録。平均身長176cm超の屈強な男達による、骨太ロック・バンドめんたんぴんの記念すべきデビュー・アルバム。解説:小川真一
『MENTANPIN SECOND+1』(1976年)
ツイン・リード・ギター、ツイン・ドラムの編成となり、より迫力のあるサウンドをつくり出しためんたんぴん。ブルースからストーンズ、グレイトフル・デッドのスピリットを受けながら、圧倒的なノリとスケールのあるステージを展開。彼らが関わった野外イベントの名称“夕焼けまつり”やバンドのテーマ曲でもあった“山を越へ 谷を越へ”等人気曲を収録。ゲスト・ミュージシャンとして、駒沢裕城(S.G)、佐藤博(Pf)等が参加。小松市を拠点にしながら、ロードとライヴに明け暮れ、日本ロック界を席巻していっためんたんぴんの代表的作品。今回ボーナス・トラックとして、アルバム未収録の“ランブリン・ライダー”収録。オリジナル印刷物を復刻して封入。解説:小川真一
『カントリー・ブレックファスト+1』(1976年)
1976年、LAのワーナー・ブラザース・スタジオで録音され、アメリカの乾いた空気感を取り込んだサード・アルバム。池田洋一郎と飛田一男のクールで乾いたツイン・ギター、沖村幸平と寺井 貢の重心の低い突き抜けたドラムと石崎三郎のベース、そして、佐々木忠平のワイルドなヴォーカルが縦横無尽に駆け巡る。収録曲は、その後の重要曲となる“始まる場所は”“ロック野郎”や7分間に及ぶ“海”そして、サム・クックの“ツイストで踊り明かそう”の日本語カヴァー等。
今回ボーナス・トラックとして、アルバム未収録の“テネシー・ランド”を収録。オリジナル印刷物を復刻して封入。解説:小川真一