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ビート・ミュージック+オルタナティヴR&B!カイソン初CD化

Kyson

 

Kyson はオーストラリアはアデレード出身で現在はベルリンをベースに活動している25 歳の若きコンポーザー/プロデューサー/エレクトロニック・ミュージシャン、Jian Kellet Liew によるソロ・プロジェクト。彼は学生時代シドニーでヒップホップやサンプリング・ミュージックに親しんで過ごしたことがサウンド・デザインの素養となっている。

2011年にスウェーデンのダウンテンポ~エレクトロニカ系レーベル、Mareld から『Musk - EP』でデビュー。そして2012年にGhostly International所属のJakub Alexander とAdam E. Huntが2004年に設立した、エレクトロニック・ミュージックをポジティヴに拡大解釈したデジタル・レーベル、Moodgadget(シゲトなども輩出した)からEP『PATIENCE』、『BLACKSTONE』のリリースを経て、シュローモなどもリリースしているLA のビート・ミュージックの名門レーベルFriends of Friends からリリースした最新作が、この『THE WATER'S WAY』である。本作はデジタルとヴァイナルのみのリリースで、CD化は初となる。

初期はチルウェイヴにも共振するサウンドをみせていたが、アンビエント的なテイストはそのままに、ポストダブステップ以降を感じさせるベース・ミュージックのエッセンスも巧みに盛り込みつつ、自身のエンジェリックなヴォーカルの比重を高め、オルタナティヴR&B の趣きも強まった。滑らかに浮遊するシンセや多彩なビート・パターンに自身のルーツであるヒップホップの要素も加味されている。ジェームス・ブレイクからハウ・トゥ・ドレス・ウェル~アクティヴ・チャイルドまでを横断しつつ、シュローモやティコなどにも共振するサウンド。

 

 

タグ : UK/US INDIE クラブ/テクノ

掲載: 2014年02月13日 11:23