ノア・ハワード 1974年の貴重なライヴ盤が限定アナログ復刻
〈ESP-DISK〉、〈FREEDOM〉へ残した作品で知られ、フリー~スピリチュアル・ファンの間でカルト的な人気を誇るアルト奏者=ノア・ハワード(1943年ニューオリンズ生)が、自身のレーベル〈Altsax Records〉原盤、イタリアの名門=ディスキ・リコルディ傘下の〈R International〉から1974年に発表した、当時の熱い空気を伝える伊トリノでの貴重なライヴ録音が、〈seriE.WOC〉による、歴史的重要作品の発掘リイシュー第8弾として登場!
アーチー・シェップ、ソニー・シャーロック、ファラオ・サンダース、サン・ラらと共に、1960年代中期に「NEW THING」を提唱した一人としてカルト的な人気を誇るノア・ハワード。アルバート・アイラーと深い親交を持ち、彼の推薦を受け〈ESP-DISK〉より『Noah Howard Quartet』、続けて『Noah Howard At Judson Hall』の2作を発表(ともに1966年)。
その後、〈FREEDOM〉で『The Black Ark』(1969年)を制作するも、〈Polydor〉からリリースされるまでに2年を要したことに苛立ちを覚えた彼は、渡仏を決意。パリでは同じく渡欧組のアート・アンサンブル・オブ・シカゴらと合流。母国アメリカでは得ることができなかった厚い歓迎と高い評価を受ける。
アーチー・シェップの仏セッション(『Black Gipsy』[1969年]、『Pitchin Can』[1970年])に参加したのも、ちょうどこの時期にあたる。
1970年代を通しては、アメリカ~ヨーロッパ~アフリカ間を行き来しながら、『Live at the Village Vanguard』(FREEDOM、1972年)、ケニー・クラーク(ds)との共演盤『Red Star』(Mercury、1977年)といった代表作に加え、自身のレーベル〈Altsax Records〉にいくつか作品を残している。本作は、オランダのラジオ局録音の『Patterns』(1971年)に続き、〈Altsax Records〉2作目として発表された。
●300枚限定プレス/重量盤
●オリジナルAltsax Records/R International盤のラベル、ジャケットを忠実に再現
●PVCアウタースリーヴ入り
【収録曲】
A1. PARIS DREAMS (Noah Howard) A2. LECKE (Noah Howard)
B1. MARDI GRAS (Noah Howard)