イーノ・ハイド、早くも新作登場!限定Tシャツ付きも発売
6曲の長尺曲を収録した計45分(国内盤はボーナストラックを追加収録)におよぶ今作『High Life』は、ブライアン・イーノがこのプロジェクトを表す言葉として掲げている“ライクティ”(スティーヴ・ライヒとフェラ・クティの合成語)という方向性が、前作『Someday World』以上に鮮明に現れた作品となっている。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスといった作曲家によるミニマリズムの反復、そしてフェラ・クティやファンクのポリリズミックな音楽にインスパイアされた実験であり、またブライアン・イーノとカール・ハイドがそれぞれ培ってきた音楽的経験や知識の結晶とも言える。
私の知る素晴らしい街の『SOMEDAY WORLD』が完成した時、我々にはまだやり残したことがあり、その時点で制作をストップし、いわゆる宣伝活動に移行すべきではないと感じた。そういった背景で、我々は即座に次のアルバムの制作に取りかかることを提案した。すでに存在したアイディアを拡張させ、新たなアイディアも加えた、まったく異なる作品をね。―ブライアン・イーノ
できるだけ不必要なものを削ぎ落としたシンプルな機材セットで作業を行うようにした。今作では、僕の引くギターに、ブライアンが生でエフェクトをかけるというやり方にこだわったんだ。そうすることでお互いのパフォーマンスに影響を与え合うことができ、新しいポリリズムのパターンを生み出すことができる。―カール・ハイド
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掲載: 2014年06月11日 14:26