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グレイトフル・デッド、歴史的ショウ初の公式CD化

The Grateful Dead

 

歴史的ライヴの全貌が初めて明かされる!ブランフォード・マルサリスをゲストに迎えて行われた、グレイトフル・デッド、1990年3月29日のナッソー・コロシアムでのライヴ。未だに“デッド最高のツアーの一つ”として語り継がれるこのツアーから、最も公式音源化が望まれていた歴史的ショウ初の公式CD化!

グレイトフル・デッドがその結成25周年を記念して行った1990年春の北米ツアー。全日程ソールド・アウトとなり、デッドヘッズの間では未だに”デッド最高のツアーの一つ”として語り継がれるこのツアーから、最も公式音源化が望まれていた1990年3月29日のナッソー・コロシアムでのライヴが遂に登場。

グラミー賞も獲得したことあるサックスの名手、ブランフォード・マルサリスを迎えて行われたこのショウだが、ごく一部(「Eyes Of The World」)が、1990年のライヴを集めた『WITHOUT A NET』に収録された以外、オフィシャルにCD化されるのは今回が初めて!しかもフル・セットでの登場となる。

特にDISC2は、ハイライトに次ぐハイライトとも呼べる構成になっており、中でも圧巻なのは、息を呑むような「Dark Star」のライヴ・ヴァージョン。そのショウについて、グレイトフル・デッドに関する著作やライナー・ノーツを数多く執筆しているブレア・ジャクソンは、こう綴っている。「これまでグレイトフル・デッドとステージを分かち合ってきた実に多くの、そして実に多様なミュージシャンの中でも、ブランフォードほど、グレイトフル・デッドの冒険的で探究心溢れるスピリットと、美しいメロディーと分かりやすい構成に対する執着の両方を具現化出来たゲスト・ミュージシャンはいなかった」。

そのブランフォードもまた、自身の体験についてこう語っている。「グレイトフル・デッドと1990年に共演すると決めた時、聴覚的にも、視覚的にも、何を期待していいのか分からなかった。ただ、自分が経験したのは、若い頃は音楽ってこういうものだったな、という、長い間忘れていた感覚だった。結果よりも過程重視。セット・リストも、派手な照明演出も、衣装も無し、だけど音楽を何よりも優先する。すごく楽しい思い出としてずっと覚えているだろうね」。

ライヴ本来のパワフルなサウンドを蘇らせたのは、長年バンドのオーディオ・エンジニアを務めてきたジョン・カトラー(彼はまた、この時のショウをレコーディングしたエンジニアでもあった)と、ボブ・ウィアーのTRIスタジオでオリジナルの24トラック・マスターからミックス・ダウンしたジェフリー・ノーマン、そして音源をHDCD化したデヴィッド・グラッサーの手腕によるものである。

グレイトフル・デッドの歴史で決して忘れることの出来ないショウの一つが、今、最高の音質で蘇る!

タグ : リイシュー

掲載: 2014年08月19日 12:23