これがハイブリッド・ディスコ・サウンド!ミステリー・スカルズ新作
ロサンゼルスからまたユニークな才能が開花した。それはダラス出身、今はロサンゼルスを拠点に活動するエレクトロ・アーティスト/プロデューサー/シンガー、MYSTERY SKULLS (ミステリー・スカルズ)!
そんな彼の本名はLuis Dubuc。2011年頃からMYSTERY SKULLSの名前で音楽を制作し始めた彼は、2011年末にEPをリリース。70年代、80年代のポップスやダンス・サウンドに近未来的な要素をいれた彼のレトロ・フューチャリスティック・ダンス・サウンドは、全米でジワジワ人気を集めていった。
その彼が満を持してフル・アルバムをリリース!『FOREVER』と名付けられた本作は、そのタイトルの通り、時代を超えたフォーエヴァーな魅力を放つ、音楽の過去と未来を現代のターンテーブルの上でミックスしたようなエレクトロ・ディスコ・ダンス・サウンドに溢れている。注目は、あのディスコ黄金時代を牽引したナイル・ロジャース、さらにR&Bの歌姫、ブランディーが2曲で参加していること。二人をフィーチャーした「Magic」と「Number1」はアルバム中でも一際、艶やかなディスコ風味が炸裂しているナンバーとなっている。
VIBEが「彼は歌い、DJし、プロデュースし、人を唖然とさせる・・・魅惑のディスコ風ハーモニーは間違いなく聴く者を躍らせてしまうだろう」と評すれば、SPINが「彼の多様な過去が音楽にも何かしら出ている――ディスコ、エレクトロ、ポップス、ソウル(その他諸々)のハイブリッド形みたいだ」と語るサウンドは、まるで21世紀的エレクトロ仕掛けのディスコ・サウンド。
シック/ナイル・ロジャーズを聴いていたディスコ世代から、ダフト・パンク、クローメオなどを聴いているネオ・ディスコ・リヴァイヴァル世代まで、MYSTERY SKULLSは要チェックですぞ!
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2014年11月13日 19:18