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インタビューが到着!ハードロック界で注目のニュー・バンド、レイニーズ・リージョン

Laney's Legion

 

実力派ミュージシャンが集結した注目のニュー・バンド、レイニーズ・リージョンのデビュー・アルバムが完成!ソリッドで、メロディックで、シング・アロングなロックが鳴り響く注目のデビュー・アルバム!不変のロック・スピリットが創り上げた充実のメロディック・ワールド。さらなる色合いを添えるロブの技巧的かつツボを得たギター・ワークをフィーチュア!

 

 

【LANEY'S LEGION インタビュー:クリス・レイニー】

1. LLANEY'S LEGIONのデビュー・アルバム完成しました。今の率直なお気持ちを聞かせてください。

みんなに自信を持って聴かせることのできるアルバムが完成してとてもエキサイトしているし、誇りに思っているさ。アルバムはまさに自身の子供という感覚だね。とにかくリリースを実現できるまでに長い時間がかかってしまった(笑)。アルバム制作中はみんながこの曲を気に入ってくれるのか?方向性は正しいのか?このフレーズ、メロディでいいのか?とかなりナーヴァスになったことがあったよ。そんなに迷ったことは今までになかったから、自分自身が一番驚いた。でも完成したアルバムは自信を持って届けることができたから今はホッとしているよ。

2. アルバム制作時のことについて教えてください。

このアルバムの制作はオレとコ・プロデューサーであるリングマンとで創り上げた。そしてどのトラックを選択すべきはメンバー全員で全てのトラックを聴き、投票で決めていったよ。正直あまりジャム・セッションを多くするタイプではないので、2人でじっくりと練り込んで曲を形にしていくんだ。家を建てて、バンドが家の塗装や修正を行うという感覚だね。

とにかく制作に時間を要してしまった。ベストな曲を作ろうとして、あーでもない、こうでもないと回り道が多かった。こんな事は初めての経験だった。曲作りの過程でなんと1年も費やしてしまったよ(笑)。ソロ・アルバム「Only Come Out At Night」は曲、レコーディング、ミックスまでたった3ヵ月で仕上げたからね(笑)。でもそれに注ぎ込んだパッションと愛情はこのLANEY'S LEGIONのアルバムにも十分過ぎるくらい注いであるから心配無用!「人生に於いて最後に行いたいことはこのアルバムの制作!」というくらい、気合を入れて完成させたさ。

スタジオでの作業はまさに典型的な自身のレイニー道に基づいて行った。最初に楽曲のデモをレコーディングして、メンバーと細かな打合せをした上で、正式なレコーディングを行うのさ。とにかく最初のデモに封じ込めたエナジーとヴァイブを損なわないように最大限気をつけながら、さらに大きな要素を加えていくんだ。そう、最初のデモはドラム、ギター、ベース、歌と全てオレがプレイしている。このやり方がスムーズだし、メンバーもデモで曲のイメージを作り易いから気に入っているさ。レコーディング中はロブのぶっ飛んだギター・プレイを聴きながら楽しむことができた(笑)。ホント、彼のギターはすごいよ!!

3. このアルバムのセールス・ポイントは何だと思いますか?

※これまでの中で一番のベスト・アルバム。
※キラー・ミュージシャンと創り上げたキラー・チューンが多く詰まったハイ・エナジーのロック・アルバム。
※ギター・ゴッド、ロブ・マルセロの華麗で、アメイジングなソロを大フィーチュア。

4. バンドのヒストリーを教えてください。

2010年にW.A.S.Pのサポートでツアーしたときにすべてが始まった。諸々アンフェアなことが起こったから、それに反発するかのように真のバンドを作ろうと決意したのさ。加えて、自身の名前でやるよりも、バンドとしてやるべきだとね。それに賛同して参加してくれたのが、ベースのマッツ・ヴァスフォードとDYNAZTYにいたギターのジョン・ベリだった。ドラムがなかなか決まらなかったけど、最終的にはパトリック・ヤンソンの参加が決まった。そしてライヴを行ないながらもアルバム発売に向けて動き出したのさ。

ツアー中、ジョンはいつも崇拝するロブが参加したDANGER DANGERの曲をプレイしていた。不思議なことにその頃、ロブがオレにコンタクトしてきたんだ。「何か一緒に仕事をしたいね」と。そして本格的にレコーディングに入った頃、残念ながらジョンがバンドを離れることになった。それでロブにラフ・ミックスの曲を送ったところ、彼からぜひバンドに参加したいとリクエストがあったのさ LOL。そして正式にバンドへ加入したロブのギターでレコーディングを終了し、ディールを得ることができたという訳さ。ジョンのギター・ワークはアルバムにそのまま残してあるよ。

5. バンド名について教えてください。

その過程もタフだった(笑)。このアルバムで最初に書いた曲が「Legion」だったけど、ある日マッツがメールでLaney's Legionはどう?と送ってきた。オレはこれまでに2枚のソロ・アルバムをリリースしているけど、バンド名にはLのカテゴリーを使いたいと考えていたんだ。アルバムを探すときにソロ・アルバムと同じセクションに入るだろ?それでオレの苗字がバンド名であっても、自分だけのバンドではないという意味合いも兼ねて、それに決定したのさ。

6. ロブ・マルセロについて、バンドに加入した経緯等彼のことを教えていただけますか?

彼とは2010年からお互いの音楽データを送りあったりして、コンタクトは取っていた。世代も一緒だし話は合っていた。バンドに参加した経緯はさっきも話したけど、ジョンがバンドを脱退したので、その後に参加してくれた。でもそのタイミングが何かとても不思議だった。ジョンの憧れのギタリストでもあったしね。ロブの素晴らしいギターは確実にこのアルバムを何段階も上へと引っ張り上げてくれた。彼が最初にスタジオへ来た日には各曲を熟知していたし、以前よりもより良いものへと曲を彩ってくれた。熱心に何度も何度も曲を繰り返し聴いていたし、彼のお陰で本当に愛すべきアルバムに仕上げることが出来たと思う。

彼のギターが凄いとはもちろん知っていたけど、その凄いギター・ワークを決して期待していた訳ではないんだ。最初のスタジオで彼は「どういうものを求めている?」と尋ねてきたから、「これがロブが作る最後のアルバムだとしたら、どのようなものを音楽ファンへ聴かせる?」と聞いたんだ。すると彼は「やろう!みんなに見せてやるよ。そして楽しもう!」と答えたよ。そして次々にアイディアを出してはレコーディングしていったさ。彼は本当にアメイジングなやつさ(笑)。

7. バンドのメンバーについて紹介してください。

クリス・レイニー (vo / g):
ZAN CLAN, RANDY’ PIPER’S ANIMAL, SHOTGUN, BRIAN ROBERTSON BANDで活動し、他にも多くのツアーを経験してきた。12歳からね(笑)。近年は多くのプロダクションを手掛けてきているんだ。以前はABBAで知られるPolar Studiosでハウス・エンジニアとして働いていた。H.E.A.T, EUROPE, CANDLEMASS, CRAZY LIXX, ブライアン・ロバートソン等多くのアーティストの担当をしていたよ。シンガー、ソングライターとしてポール・スタンレー、プロデューサーはジョン・マット・ラングに大きな影響を受けたし、KISS, SHOTGUN MESSIAH, PRETTY MAIDS, BEATLES, JELLYFISHが大好きだね。好きなアルバムはKISS『Unmasked』『Creatures Of The Night』, DEF LEPPARD『Pyromania』, SHOTGUN MESSIAH『S/T』, JELLYFISH『Spilit Milk』。

パトリック・ヤンソン (ds):
彼は4歳のときからドラマーさ。ブルース、ジャズ、フュージョン、パンク、ロック、ハード・ロック、スラッシュ、ヘヴィ・メタル、デス・メタルと興味を抱いたものは何でも吸収し、どのスタイルでもプレイできる凄腕ドラマー。彼はTHE PATRICK JANSSON BANDとしてギター&ヴォーカルもやっているんだ。ジャンルははブルースだね。アルバムもリリースしているし、評判がいいみたいだよ。ドラマーとしてはHELLSINGLAND UNDERGROUNDにも参加してユーロ・ツアーも行っている。彼はヴィニー・カリウタ、エルヴィン・ジョーンズ、FATES WARNINGのマーク・ゾンダー、ロイ・ヘインズなどに影響を受けている。BLACK SABBATH, NIN, LED ZEPPELINが好きで、DEEP PURPLEの『Machine Head』がお気に入りさ。

マッツ・ヴァスフォード (b):
マッツは今アメリカにいて、彼のストーリーを聞くことができないんだ。知っている範囲で話すと彼は大のKISSファンだよ。彼がSCAARに在籍していたときにRANDY PIPER’S ANIMALのオープニングを務めたことがある。彼は今もGRAND DESIGNとIMPERAでも活動しているはずさ。ベーシストとしてはもちろんだけど、人間ととしても尊敬できるやつさ。彼の影響を受けたアーティストは追って教えるよ。

ロブ・マルセロ (g):
彼については説明の必要がないだろう(笑)。
ブルース・ブ¬イエ、ハリー・K・コーディー、ジョージ・リンチ、ウォーレン・デマルティーニ、エース・フレイリー、ゲイリー・ムーア、ジェイソン・ベッカー、ジェフ・ベック、ランディ・ローズ、スティーヴ・スティーヴンスに影響を受けている。彼の好きなバンドは、KISS, LED ZEPPELIN, ROLING STONES, DEF LEPPARD, RACER X, BEATLES, AC/DC, JUDAS PRIEST, ケイティ・ペリーとのこと。好きなアルバムはDEF LEPPARD『Hysteria』, KISS『Love Gun』, RACER X『Second Heat』, DANGER DANGER『Screw It』, OZZY OSBOURNE『Diary Of A Madman』, BEATLES『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』。

8. LANEY'S LEGIONのアルバムを聴くと80年 & 90年代のロック・テイストと共に音楽性の幅広さ、楽曲重視の姿勢を感じます。その点は如何ですか?

最近の多くのバンドはイメージやら、アティテュードなんかばかりにフォーカスしていて、本来あるべき音楽の姿を忘れているのでは?と思うことがよくあるんだ。行き着くところはやっぱり曲だよ。楽曲が全てだと思う。今回、出来るだけベストな曲を創りだす!それが目標だった。ロブの力も大きかったけど、とにかく感じたものを音楽のために注ぐことに集中した。そして完成した曲には驚きがあったさ。オレたちは普通のロック・バンドがやるようなことはしない。ロックであり、ポップであり、メロディックであり、誰もLANEY’S LEGIONを止めることはできないよ。加えると、本当のバンドが持つフィーリングとサウンドが懐かしくて、オレ自身が飢えていたのさ。だからバンド本来がやるべき基本に立ち返るべきだと感じて今回のLANEY’S LEGIONへと繋がった訳さ。

9. 最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

日本はティーンエイジャーの時からいつも魅了されてきた憧れの地さ。文化もね。1977年頃、KISSの日本での写真を見てからはいつか日本でプレイしたいとずっと思ってきたのさ。みんながこのLANEY'S LEGIONのアルバムを気に入ってくれることを願っている。いつか、ホント、本当に日本でプレイすることを切に願っているんだ。いつもオレ達の音楽をサポートしてくれてアリガトウ。感謝しているよ!

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2014年11月17日 18:51