ラジのソニーミュージック音源5タイトルが高音質CDで再発
ブリッジ通販限定だったラジの再発5タイトルをタワレコでも取扱い開始。オリジナル・エンジニア吉田保による2014年リマスタリング音源&紙ジャケット仕様での再発です。
【ラジ PROFILE】
ムーンライダーズがバックアップしたグループ、ポニーテールに所属、そのソロ・デビュー。CBSソニー、EAST RECORDS/EMIから6枚のアルバムを発表。CM曲のシンガー、ムーンライダース、サディスティックス、大滝詠一『ア・ロング・バケイション』などへのバック・コーラス参加でも知られる。
■『ハート・トゥ・ハート』オリジナル発売:1977年
解説・インタビュー:田中雄二。
ラジ本人&プロデューサー高橋幸宏、高久光雄の対談・インタビュー(Pt.1)掲載
高橋幸宏と後藤次利が共同プロデュースしたファースト・アルバム。YMO結成前の坂本龍一も参加。サディスティックスでも歌われたアーバン・ポップス名曲を南佳孝とのデュエットで聴かせる“THE TOKYO TASTE”、安井かずみ作詞・加藤和彦作曲によるボサ調の名曲「気分を出してもう一度”、日産スカイラインのCM曲“愛はたぶん”など名曲揃い。
■『ラヴ・ハート/ ラジ・2』オリジナル発売:1978年
解説・インタビュー:田中雄二。
ラジ本人&プロデューサー高橋幸宏、高久光雄の対談・インタビュー(Pt.2)掲載
高橋幸宏がプロデュース&演奏&楽曲提供。坂本龍一が鍵盤演奏、オーケストラ&ブラス・アレンジを担当し、存在が拡大。細野晴臣と後藤次利がほぼ半々でベースを演奏、鈴木茂、高中正義、松原正樹、浜口茂外也など豪華ミュージシャンがバッキング。坂本龍一の流麗なピアノが印象的な南佳孝とのデュエット作“クール・ダウン”、山下達郎のコーラスをフィーチャーした“ジャスト・イン・ザ・レイン”、エレガントなメロウグルーヴ“ラスト・チャンス”などアダルト~AOR路線。
■『キャトル』オリジナル発売:1979年 ※初CD化
解説・インタビュー:田中雄二。
ラジ本人&プロデューサー高橋幸宏、高久光雄の対談・インタビュー(Pt.3)掲載
高橋幸宏プロデュース及びドラム参加。坂本龍一サウンドプロデュース、及びオーケストラ&ブラス・アレンジ。ラジ3枚目のアルバム。後藤次利、松武秀樹、大村憲司らがバックを担当し、作品提供: 高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣、矢野顕子、加藤和彦、安井かずみ、南佳孝、大貫妙子、高橋信之、伊達歩と豪華アーティストが勢揃いした日本ポップス史上最高傑作と囁かれる名作。南佳孝とのデュエットが素晴らしいメロウ・ナンバー“ときどき魔法”や矢野顕子作詞・坂本龍一作曲の“わたしはすてき”、後にセルフカバーされる大貫妙子作詞作曲のバラード“風の道”など、珠玉の名作揃い。
■『真昼の舗道』オリジナル発売:1980年 ※初CD化
解説・インタビュー:田中雄二。
ラジ本人&プロデューサー高橋幸宏、高久光雄の対談・インタビュー(Pt.4)掲載
高橋幸宏がプロデュースおよびドラムで参加し、坂本龍一、細野晴臣、後藤次利、大村憲司などYMO周辺ミュージシャンらがバックアップ。南佳孝、大貫妙子、糸井重里、杉真理、鈴木慶一、矢野顕子など、豪華作家陣も楽曲提供。装丁コンセプトも高橋幸宏が努め、テクノ風サウンドによるフレンチ路線のアルバム。杉真理の作曲センスが光る“ラジオと二人”、テクノ・ポップ調のニューウェーブ路線の鈴木慶一作“ヨジレアン・ツイスト”など、全10曲収録。
■『アコースティック・ムーン』オリジナル発売:1981年 ※初CD化
解説・インタビュー:田中雄二。
ラジ本人&プロデューサー高橋幸宏、高久光雄の対談・インタビュー(Pt.5)掲載
ソニーミュージックでは最後のリリースとなる5作目。高橋幸宏が楽曲提供にまわり、高久光雄プロデュース。高橋幸宏、南佳孝、杉真理、筒美京平、後藤次利、糸井重里、来生えつこが楽曲提供、井上鑑のアレンジの下、今剛(ギター)、林立夫(ドラム)、後藤次利(ベース)、鈴木茂(ギター)など、パラシュート周辺のミュージシャンが参加、極上のAORサウンドに。GSナンバー風の糸井重里作詞・Nobody作曲“Do You Wanna Dance”、サルサ歌謡の“パラダイス・ワイン”、シングルとなった“ブラック・ムーン”を一十三十一がカヴァーするなど、近年のシーンへの影響も大。