〈2014年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉ROY(THE BAWDIES)編
進化し続けるロックンロール、THE BAWDIES。オリコンチャート2位を記録したアルバム『1-2-3』から約2年振りとなるメジャー5thアルバム『Boys』。
▼選盤テーマ:2014年、一番聴いたCDは?
The House Rockers『ダイナミック・ステージ』
60年代に米軍基地を拠点に日本に滞在しながら、熱いSOULミュージックを伝えていたザ・ハウス・ロッカーズの69年に渋谷公会堂でのライヴ音源!日本でこの音を生で聴けたのかと思うと…羨ましい限りです。イギリスでいうところのGENO WASHINGTON & THE RAM JAM BAND的な存在だったのでしょう!当時のSOULミュージックの流れを組んだサザンソウル的泥臭さ、ノーザンソウル的な踊りやすさを織り交ぜ、ソウルの旨みを日本へ向けて分かりや すくみせてくれています!そしてかなり熱いです!手に入れたのは2014年後半でしたが、気が付けば今年一番聴いた作品です!
▼選盤テーマ:2014年、一番気になったアーティストは?
Benjamin Booker
個人的には久々にガツンと来た新人だったと思います。彼の音楽から感じるR&B,SOULそういったルーツミュージックを荒削りに、感情のままに爆発させている振り切った未完成さが…ガレージパンク好きとしてはたまらないものがあるのです。そして南部出身だからこその本物の泥臭さ…最高ですね!80年代のデトロイトガレージ界の伝説THE GORIESの何も履かずに突っ走るような裸足感も彼からは凄まじく感じます!Jack Whiteが気に入ったのも納得!
▼2014年印象に残った出来事は?
THE BAWDIESにとってバンド結成10周年という大きな節目の年だったのですが、この一年でのバンドの成長はとても大きかったと感じています。その成長が形になったものとして2014年の終わりにリリースしたニューアルバム『Boys!』が自分達にとっての最高傑作である!と胸を張って、誇れるものになったということが2014年の一番大きな出来事でした!このアルバムを聴くたびにこの一年を思い出すことでしょう。
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2015年01月15日 11:37