BUMP OF CHICKENと共振する注目のアーティストたち
全13都市20公演、25万人を動員し、2014年7月31日にはバンド初の東京ドーム公演に臨んだ「BUMP OF CHICKEN TOUR“ WILLPOLIS 2014”」の模様を収めたツアー・ドキュメンタリー作品。蜷川実花、スクウェア・エニックスほか気鋭のトップクリエーター達による壮大なスケールの演出から、ツアー中に書かれた新曲“You were here”、初音ミクとのまさかのコラボ“ray”まで、五感を刺激され捲りの2時間半は圧巻の一言。
◆“バンプ”好きにオススメの注目アーティストを大特集!
1994年の結成から20年、彼らの音楽シーンへ与えた影響力は測り知れないが、タワレコでは「熱心な音楽ファンじゃないけどバンプは好き」という方から、「最近のアーティストでバンプっぽい人がいたら聴いてみたい!」というリスナーまで、きっと気に入って戴けるであろう若手アーティストをご紹介!
●androp『period』
内澤崇仁(vo,g)を中心に結成された4人組ロック・バンドのサード・アルバム。鋭利なギターとダンサブルなビートに乗る普遍的な美メロの強さは、まさにバンプの系譜に当たる。さり気ないジャズやネオアコの匂いが放つ楽曲の豊かな色彩感も高ポイントだ。3月11日にはニュー・シングル『Ghost』がリリース。
●NICO Touches the Walls『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』
今や押しも押されぬ人気者4人組・NICOの新アルバムは、バンドの代表曲をアコースティックでセルフカバーした企画盤。とは言え選曲はベストだし、新曲もありと入門編にもバッチリだ。アグレッシヴながらポップ、激唱から色気ある裏声まで操るVOと、硬軟に富んだ楽曲はアコースティックでも不変。通常のベストと併せての聴き比べもオツですぞ。
●LAMP IN TERREN『LAMP IN TERREN』
2014年にデビューした3ピース・バンド。真摯な松本大の歌声を軸に、王道感のあるギターロックを展開しつつも、切なくキャッチーなメロがとにかく泣ける!名だたるコンテストで優勝賞してきたのも納得の超期待株だ。本作は2015年1月14日にリリースされた記念すべきメジャー・デビュー・ミニアルバム。
●Lyu:Lyu『ディストーテッド・アガペー』
ボカロPとしても活動するコヤマヒデカズ(vo,g)を中心とた3人組エモーショナル・ロック・バンドの4thシングル。退廃的な世界観を持った攻撃的な楽曲とナイーヴな歌詞、切迫した感情むき出しの歌声が強烈だが、人気アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝-」とタイアップするなど良い意味での聴き易さも兼ね備えたバランス感覚が見事だ。3月4日に出るライヴDVD『Lyu:Lyu ONE MAN LIVE 2014』も是非チェックを。
●米津玄師 (ハチ)『Flowerwall』
ニコ動のトップランナーとして飛び出し、人気ボカロP“ハチ”としても活躍する米津玄師の最新シングル。バンプやアジカンの影響を公言しつつも、エレクトロとオーガニック要素が融合した豊かな幻想性と、ロックの肉体感が絶妙なバランスで共存している辺りに非凡さが十分伺える。2014年発売の大傑作アルバム『YANKEE』も必聴!
●【番外編】Download feat.初音ミク
え!?初音ミク?という方もいらっしゃるかと思いますが、バンプの最新映像集収録“ray”でコラボしてるんで無視できないでしょう。プラスティックな初音の歌声も、藤原の繊細さを内包した激唱に共鳴し躍動する場面は確実にハイライトの一つだ。本作は初音ミクを中心としたボカロ名曲集で、今回興味を持った方には文句なしにオススメ!
掲載: 2015年02月03日 18:00
更新: 2015年02月03日 18:00