ニュー・クラッシック・ソウルのパイオニア=ローネィ10年振りの新作
アレステッド・ディベロップメント、ルーズ・エンズのリード・シンガーとして知られ、ディアンジェロ、マックスウェルらと肩を並べるニュー・クラッシック・ソウルのパイオニア、Laurnea(ローネィ)10年ぶり待望のアルバム!!
〈“普遍的でユニバーサル”なサウンドで、すべての人々を一つに繋げる〉ことをテーマとしたLaurnea最新作。もちろん彼女の艶のあるハイトーンボイスは健在。ハウスを取り入れたビートが強力なリード曲"Universal Love"は、キャッチーでありながらメッセージ性溢れる内容となっている。他収録曲も非常に良質でオーガニックなソウル・サウンドで、アルバム1枚通して濃度の高い仕上がり。プロデューサーにはIan Martin、DJ Kemitらが、客演にはMEDUSA aka MONE SMITH、YEDRROCSKIなど、Laurnea周辺の実力者たちが参加。
ローネィ・インタヴュー!
今回のアルバムを出すにあたってどんなお気持ちですか?
「リリースが2007年くらいから空いていたから嬉しいし、エキサイトしています。例えばニーヨやビヨンセなどスターが登場し、流行の音楽の流れがどんどん変化しているのを感じました。私自身を、自分のやりたい音楽を見つめ直すことが必要だと思いました」
日本では約10年ぶりのリリースですが、そういったことが理由だったのですね。
「そうですね。大親友のインディア・アリーとツアーを一緒に周ったりもしていましたね。夫と別れて意気消沈していた頃にインディアに誘ってもらって、、、とても感謝しています。そういえば、日本にはインディア・アリーの”シェフ”として来日したこともあるんですよ、インディアの食事を作る ”シェフ”としてです!(笑)(ローネィが”シェフ”としてインディアと来日した様子がローネィの”アイ・リメンバー”というアルバムの解説書に少し書かれているのが興味深い)」
アルバムの聴きどころはありますか?
「もちろんタイトル曲の”Universal Love”ですね。あとは”Life”。私自身の人生について起こったこと、感じたこと、学んだことを歌っていますね。個人的に思い入れがあります。このアルバムは自分のルーツを軸にしつつも、例えばゴスペルや教会音楽のエッセンスを取り入れたり、新しい挑戦を行なっています」
ジャパンツアーは楽しみですか?どのようなショーになるのですか?
「もちろん!来日が近づくにつれて気持ちが高まってきています。皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしています。バンドとやったりするけど、どんなライブになるかは、、、そうですねぇ、是非見に来て欲しいですね!(笑)バンドとのケミストリーをしっかり仕上げて素晴らしいショウを披露します。ライヴでは過去の作品も披露します。みんなが良く知っている曲もカバーしようと思います。私の”ハッピー”という曲と、去2014年ヒットしたあの”ハッピー”を繋げたり。。。あとは大親友のインディア・アリーの曲もカバーしようかな」
今回のツアーの見所は?
「普段はバンド活動が主なのですが、今回はDJとのセッションもあり、新しい試みで楽しみですね。今回一緒にツアーをサポートしてくれるVOLTA MASTERSとは2014年、YAMAHA / Stainberg "Cubase"の曲を一緒に作りました(*1) 今回のツアーは彼のバンドとのライブだったり、場所によってはDJとのライブを行ないます。素晴らしいショーをお届け出来る様に計画中です!精一杯パフォーマンスします!」
*1)Cubaseの曲はこちらからご確認いただけます。←(”こちら”)の部分に右記URLをリンクいただけますと幸いです。http://japan.steinberg.net/jp/products/cubase_7/demo.html)
Stainberg ソフトCubaseを持っている方のみ視聴可能となっております。
日本では何がしたいですか?
「ショッピングです!(笑)日本は東京、横浜、神戸、大阪、名古屋とかに行ったことがありますね。名前を忘れちゃったけれども、前は東京の寺院だか神社で瞑想をして、、、、また行ってみたいです。あとはおいしい食べ物を堪能したいですね。私はヴィーガンで、お肉、魚も食べないし、お酒も飲まないけれど、、、、あ、でも日本酒は別ですね、大好きです。(笑)前に”日本酒は男の人の飲み物です”って聞いたけれどそうなの?(笑)」
最後に日本のファンに一言お願いします。
「いつもサポートありがとうございます。私は日本には縁があって4歳のころ父が離婚して、再婚相手が日本人の教師だったんです。日本に来日したときに、毎日雑誌やTVのインタビューがあったんだけれど、彼女が翻訳を担当してくれたりしました。日本語はわからないし話せないけど、何日もインタビューを受けてるとインタビュアーの言ってることが理解できたのが可笑しくって。(笑)あー話がそれちゃった。お会いできるのをすごく楽しみにしています!久々のアルバム”ユニバーサル・ラブ”是非チェックして下さい。ドウイタシマシテ!あ、違った ドウモアリガトウ!」
【Laurnea' (ローネィ)】
ブロードウェイ・ミュージカルのオーディションに合格。91年英のR&Bバンド、ルーズ・エンズに参加。その後、アレステッドデベロップメントのヴォーカリストと素晴らしいキャリアを歩み、デビュー作ではラファエル・サディーク(元トニーズ)、 オマー、ジョン・ジョンそしてスピーチが参加した。2ndアルバムでは更にアリ・シャヒード(ATCQ)、Babyface等をフィーチャーしているベテランR&Bシンガー、ジョンBが加わった。
インディア・アリーを発掘した事でも有名なローネィは、現在ディアンジェロ、マックスウェルらと共にニュー・クラッシック・ソウルのパイオニアとして活動している。そのかたわら、テレビ番組アメリカンアイドルへの取り組みや、ジャズシンガー ラッチェル・ファレルらと仕事を行ない、更には映画監督スパイク・リー制作のスクール・デイズ、フードラム、マイ・パスト・イズ・マイ・オウン(ウーピー・ゴールドバーグと共演)など、映画やTV、ラジオ番組への出演や、マイクロソフト、コットン、そしてコカコーラのCMへも出演している。プロデュース業として、2012年から、アメリカの有名セレブリティのゲストと共に歌う内容の月一イベント「プロ・ヴォーカル・ジャム・イン・ビバリーヒルズ」のホストを務め、イベントを成功させている。