吉田保リマスタリング・シリーズ第3弾としてEPOの6作品が再発
1980年の彼女のデビュー曲で、シュガーベイブの名曲カヴァー「DOWN TOWN」(作曲:山下達郎)をタイトルに冠したアルバム『DOWN TOWN』などを含むRCA/RVC期の名盤を吉田保が最新デジタル・リマスタリング。アナログ・オリジナル・マスターの臨場感を最大限に引き出し、音源そのものの良さを蘇らせます。
<吉田保リマスタリングシリーズ>
大滝詠一、山下達郎など歴史的音楽作品を数多く手掛け、日本の音楽シーンにおいて時代の音を創ってきたレコーディング/ミキシング・エンジニアの第一人者。名匠、吉田保がかって手掛けた作品を含む名盤の数々を吉田保自らの最新リマスタリングによって蘇せるという魅力的なシリーズ。Blu-spec CD2仕様。
※タワーレコード&Sony Music Shop限定販売商品。
<EPO プロフィール>
竹内まりやのヒット曲や大滝詠一のセッションにコーラスで参加するなど、卓越したコーラスのセンスと存在感抜群の声質が高く評価され、数多くのセッションにボーカリストとして参加。1980年、シュガーベイブの名曲カヴァー「DOWN TOWN」(作詞:伊藤銀次 作曲:山下達郎、編曲:林哲司、清水信之)でデビュー。歴史的TV番組『オレたちひょうきん族』のエンディング・テーマに使用され、大ヒット。1981年-1982年には山下達郎の『FOR YOU』のコンサート・ツアーにバック・コーラスで参加。竹内まりや、大貫妙子らと並び、所謂、1980年代を彩る「RCA三人娘」の一人と称され、時代性と共に高い音楽性と備えたシングル、アルバムを多数発表。現在までに大手化粧品企業のTVCM曲やTV番組の主題歌などを数多く提供。アイドルへの提供曲のヒットも多数。2010年、大手化粧品企業TVCM曲で土岐麻子が歌った「Gift ~あなたはマドンナ~」を提供。
■『DOWN TOWN』ファースト・アルバム オリジナル発売:1980年3月21日
大滝詠一や竹内まりやの作品などにもコーラスで参加し、キャリアを重ねてきたEPOが満を持して1980年3月に発表したデビュー・アルバム。山下達郎作曲、シュガー・ベイブの名曲で、TV番組「オレたちひょうきん族」のEDテーマとして印象的に使用されて人気となった「DOWN TOWN」[M1]の名カバーを収録。アレンジは林哲司と清水信之。トニー・ハッチ作詞・作曲の同名異曲「DOWN TOWN」[M6]のアレンジは山下達郎。軽快にハネる「アスファルト・ひとり・・・・」[M7]などを収録。
山下達郎(アレンジのみ)、竹内まりや、林立夫、渡嘉敷祐一、上原裕、山木秀夫、島村英二、富倉安生、岡沢章、伊藤広規、今剛、松原正樹、安川ひろし、土方隆行、椎名和夫、清水信之、佐橋善幸 、富樫春生、清水信之、乾裕樹、ペッカーなど豪華ミュージシャン参加。
■『GOODIES』セカンド・アルバム オリジナル発売:1980年11月21日
L.A.、N.Y.、東京で録音されたセカンド・アルバム。
明るく、ロマンティック、ゴージャズかつ洗練された編曲のアンサンブルとEPOのヴォーカルがこの上無くマッチした作品。ポップスの理想郷がここに!
「GOODIES」[M11][M1]、「分別ざかり」[M10]では山下達郎編曲のもと、大貫妙子、青山純、伊藤広規らが参加。飲料水のCMにも使用された人気曲「PARK Ave.1981」[M7]や「ドライブ・ソング」[M8]は清水信之の編曲。
人気曲「雨のケンネル通り」[M2]や「チアーガール」[M5]、山下達郎が作詞・作曲した名曲「パレード」[M4]ではハロルド・ウィーラー編曲のもと、ジョン・トロペイ、アンソニー・ジャクソン、ルーサー・ヴァンドロスらが参加。
■『JOEPO~1981KHZ』ミニ・アルバム(シングル扱い) オリジナル発売:1981年9月21日
架空のラジオ局の設定でジングル等で曲を繋いでいく遊び心に溢れた企画アルバム。山下達郎が作曲・編曲・演奏・コーラスを含め全面的にバックアップ。山下達郎が作曲・編曲し、自身のアルバム『MOONGLOW』用に録音していたオケを採用したと言われる「真夜中にベルが2度鳴って」[M4]、山下達郎編曲の「身代わりのバディー」[M3]ではお馴染みの伊藤広規、青山純、竹内まりや、吉田美奈子、大貫妙子、松村邦男、難波弘之、土岐英史らが参加。 清水信之編曲のセッションでは今剛、鳥山雄司らも参加。
■『う・わ・さ・に・な・り・た・い』サード・アルバム オリジナル発売:1982年5月21日
シンガー・ソングライターとしての魅力を高めた通算3作目のオリジナル・アルバム。
レイ・パーカーJr.作曲の人気曲をしかもそのレイ・パーカーJr.&レイディオをバック歌った「Girl in Me」[M1]、山下達郎作曲、シュガー・ベイブの名曲カヴァーの再演「DOWN TOWN」[M11]、スローテンポのメロウ・トラック「夜の寝息」[M7]「雨のめぐり逢い」[M5]も収録。
青山純、村上秀一、大貫妙子、富倉安生、伊藤広規、大村憲司、村松邦男、Rey Parker Jr. 清水信之、乾裕樹、中村哲、竹内まりや、安部恭弘などお馴染みの豪華ミュージシャンが参加。
■『VITANINE E・P・O』4枚目のアルバム オリジナル発売:1983年4月5日
ディア・ハート第1弾となる4作目のオリジナル・アルバム。ハツラツとしたEPOらしさが全開のヒット曲が集中した作品。
象徴的なタイトル曲「VITAMIN E・P・O」[M1]、人気TV番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマ「土曜の夜はパラダイス」[M2]、大手化粧品企業のTVCM曲「う、ふ、ふ、ふ」[M6][M11]等のヒット曲、フォーシーズンズの名曲カヴァー「BYE BYE BABY」[M10]などを収録。一方、同時に「無言のジェラシー」[M3]、「Would You Dance With Me?」[M4]、「PAY DAY」[M7]など抑えたテンションのミディアム~スロウ・バラード~もハイ・レベル。 ほぼ全編のアレンジを清水信之が手掛け、村上秀一、村松邦男、林立夫、大村憲司、大貫妙子、安部恭弘、富倉安生、乾裕樹、中村哲ら豪華ミュージシャン達が参加し、パーフェクトなプレイを繰り広げる。
■『HI・TOUCH-HI・TECH』5枚目のアルバム オリジナル発売:1984年2月21日
RVC期の最後となった5枚目のオリジナル・アルバム。
人気TV番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマ「涙のクラウン」[M7]、高見知佳のヴァージョンも大手化粧品企業のTVCM曲としてヒットした「くちびるヌード・咲かせます」[M3]、山下達郎作曲のシュガーベイブの名曲カヴァーでシンプルな編成によるスタジオ・ライヴ名演「こぬか雨」[M9]、ブラ・コン・テイストな「赤い媚薬」[M2]、「RADIO DEAR HEART(WDEAR 499)」[M6]などを収録し、総じてレベルが高い。コ・プロデュースでも名前がクレジットされている清水信之が全編をアレンジし、村上秀一 、鈴木さえ子、後藤次利、富倉安生 村松邦男、乾裕樹、安部恭弘ら豪華ミュージシャンが参加。