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『激ロック』スペシャルコーナー【4月レコメンドアイテム】

激ロック

 

3月のオススメはこちら

 

THE PRODIGY / 『The Day Is My Enemy』
GENRE:ELECTRO, ROCK

エレクトロニック×ロックの絶対王者!安易なEDMに中指を立てる圧巻のダンス・ミュージックを体感せよ!

6年ぶり、待望の新作は、もちろんレイヴィーでマッシヴでアッパーなビートが炸裂!そしてTHE PRODIGYがズバ抜けているところは、やはりトラック構成の奥行きと多彩さだ。さらに今作は、ラウド/メタリックなエレメントが強くなっている。強烈なパーカッションと極重なリズムが融合されたTrack.1、先行シングルのTrack.2の破壊力もすごいが、シングル以外の曲も激ロック読者向け満載。音だけが激しいダンス・ミュージックは珍しくないが、彼らは本気で怒っている。

KAORU【ライター】推薦

 

 

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SLEEPING WITH SIRENS / 『Madness』
GENRE:POST HARDCORE

圧倒的な勢いを見せるSLEEPING WITH SIRENSが日本デビューを遂に実現!スケールアップしたバンドのポテンシャルをアピールする4thアルバム!

Epitaph Recordsに移籍した5人組が作り上げた4thアルバム。激しいスクリーモ・ナンバーでアルバムは始まるものの、その後はポップ・パンク、フォーク、エモ、ピアノ・バラードと曲調は曲ごとに変化。中にはダンサブルなビートやエレクトロニックなサウンドを大胆に打ち出した曲もあるが、それだけ多彩な曲をひとつのイメージにまとめているのがKellin Quinnのハイトーン・ヴォイス。これまで以上にポップな魅力を打ち出した本作は前作以上の成功を収めるに違いない。

山口 智男【ライター】推薦

 

 

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NIGHTWISH / 『Endless Forms Most Beautiful』
GENRE:METAL

新6人体制で挑んだ、物語性に富む奥深きニュー・アルバム!

紅一点Floor Jansen(Vo)を正式メンバーに迎えた8thアルバムは、"生命"をテーマに据えた内容に仕上がった。NIGHTWISHらしい壮大さはサウンドに息づいているが、華美なアレンジを抑えられ、よりバンド・サウンドに寄ったオーガニックな音色に心を奪われる。曲調的にもメロディを重視した作風が増え、郷愁を刺激する牧歌的なフレーズに癒される場面が多い。とりわけ、23分に及ぶラスト曲「The Greatest Show On Earth」は圧巻!

荒金 良介【ライター】推薦

 

 

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HALESTORM / 『Into The Wild Life』
GENRE:HARDROCK, LOUDROCK

これまでの方法を捨て新たな境地を目指した意欲作『Into The Wild Life』をリリース!

破竹の勢いでハードロック・シーンの寵児となったHALESTORMが満を持してリリースする3rdアルバム。喉から血が出るんじゃないかと心配になるぐらいにパワフルに歌い上げるLzzy Haleのヴォーカル・スタイルは今作も健在で、聴く者の胸を熱くさせることは間違いない。畳み掛けるような泣きのギターに、エモーショナルなバラード、アツいハードロック・チューンと1枚の中に物語を織り込んだかのように展開していく。この“嵐”は、期待を決して裏切ることはない。

米沢 彰【ライター】推薦

 

 

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WE ARE HARLOT / 『We Are Harlot』
GENRE:HARDROCK

元ASKING ALEXANDRIAのDanny(Vo)による新バンド、WE ARE HARLOTデビュー!

ASKING ALEXANDRIAを脱退したDanny Worsnop(Vo)率いるWE ARE HARLOTのデビュー・アルバムは、まさかのコテコテのハードロック・サウンドで迫ってくる。どのトラックもクオリティが高く、MVではおバカなこともやりながら、時にシリアスに、時に力強く歌い上げる伸び伸びとしたDannyの姿を見ているだけでこちらも楽しくなってきてしまう。スクリーモ/メタルコアからの転進でハードロック・シーンに新風を吹き込む彼らの今後に期待したい。

米沢 彰【ライター】推薦

 

 

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FALLING IN REVERSE / 『Just Like You』
GENRE:POST HARDCORE

何でもありの多様性こそがラスベガスの5人組のアイデンティティ!

前作同様、スクリーモ/メタルコアを基軸に、まるでオムニバス・アルバムのように80年代調メタルからEDMまで、多彩な曲が収められたFALLING IN REVERSEの3作目のアルバム。アートワークはアメリカの変態ポップ・デュオ、WEENの『Chocolate And Cheese』のパロディ……というのは筆者の意見だが、思えば、WEENも作品ごとはもちろん、曲ごとに音楽性がころころと変わる連中だった。そこを目指しているんだとしたら、この多様性も大いに頷ける。

山口 智男【ライター】推薦

 

 

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APOCALYPTICA / 『Shadowmaker』
GENRE:SYMPHONIC METAL

METALLICAのカバーがきっかけで世界的にブレイクしたフィンランド出身のシンフォニック・メタル・バンドAPOCALYPTICAの8作目!

8枚目となる本作でもクラシックを芯としながら、スラッシュ・メタル特有の疾走感や巧みに組み込まれた楽曲の構築美、真骨頂である流麗な旋律に弦楽器が多重に重なり合うことで生まれる重厚感など、他に類を見ないオリジナリティーと高いセンスが炸裂している。元SCARS ON BROADWAYのFranky Perezをヴォーカリストとして全面的に迎え入れており、彼ら特有の様式美とも言えるシンフォニック・メタル・サウンドに、トラディショナルな成分がプラスされている点も興味深い。

藤崎 実

 

 

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RED / 『Of Beauty And Rage』
GENRE:CHRISTIAN HEAVY ROCK

ヘヴィ&ダーク且つドラマチック&メロディアスなロックを聴かすクリスチャン・ヘヴィ・ロック・バンドREDの5thアルバム!

2011年発表の3rdアルバム『Until We Have Faces』が全米2位を記録するほど絶大な人気を誇るナッシュビルのヘヴィ・ロック・バンド、REDによる5作目のアルバム。メタルとオーケストラ・サウンドの融合にゴシックやプログレの要素も加えたサウンドはユニークという意味でかなりのインパクト。ヘヴィ&ダーク且つドラマチック&メロディアスなロックが好きなら聴いたほうがいい。突き抜けるような爽快感はないが、逆に謎めいた深遠な世界に浸るような感覚を味わいたいなら、ぜひ!

山口 智男【ライター】推薦

 

 

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AWAKEN I AM / 『Shields And Crowns』
GENRE:POST HARDCORE, SCREEMO

エモーショナル且つ壮大な楽曲、そして圧倒的な歌唱力――オーストラリアから新たな刺客!

圧倒的な歌唱力を持つヴォーカル、Adam Roger Douglas率いるAWAKEN I AM。今作がデビュー・アルバムながら、王道スクリーモと最新型ポスト・ハードコアの両立を示し、R&Bのグルーヴ感まで持ち込んだオリジナルの音楽スタイルを見事なまでに確立している。自分たちらしさを遺憾なく発揮したアルバムを世に出せたことで、魅力的な音楽はジャンルを問わず吸収する彼らが、今後世界へ飛び出し、さらなる進化を遂げていくのが楽しみだ。

山本 真由【ライター】推薦

 

 

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IF I WERE YOU / 『The Sleepless』
GENRE:POST HARDCORE

激情サウンドの渦から突き抜けた清らかなハイトーン・ヴォーカルが紡ぐ冷たく色鮮やかな音世界

2011年結成、現在売り出し中の若手のホープ、IF I WERE YOUの2ndアルバム。バンドの得意なパターンを強調した1stアルバムと比べて表現の幅は格段に広がり、バンドの可能性を拓く意欲作と位置付けて良い仕上がりになっている。ピアノ・サウンドを取り込むなど、シンセのパターンが多彩になったことで各曲の個性がより色濃くなり、1曲の中でも様々な表情が与えられている。何かを掴んだかのような彼らのサウンドからは、今の彼らの自信が目に浮かぶようだ。

小林 詩央里【ライター】推薦

 

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO

掲載: 2015年04月17日 16:19