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ポスト・パット・メセニー!マシュー・スティーヴンス初リーダー作

Matthew Stevens

 

本年度ジャズ・シーンの超重要盤!ポスト・パット・メセニー~カート・ローゼンウィンケルというべき現代の最注目ギタリストが待ちにった初リーダー作を上梓!

クリスチャン・スコットやエスペランサ・スポルディングが惚れ込んだ天才が描き出す変幻自在のサウンドスケープ―ジェラルド・クレイトン(p)、ヴィセンテ・アーチャー(b)も参加したあまりにもイマジナティヴな大傑作!デヴィッド・ボウイのカヴァーも驚異的!

1982年トロント生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動する現代ジャズ・シーンの若手最重要ギタリスト、マシュー・スティーヴンス。クリスチャン・スコット諸作への全面参加やエスペランサ・スポルディングのツアー・メンバーとしての活躍を筆頭に、今もっとも脚光を浴び、幅広いミュージシャンからの信頼を勝ち取っているギタリストである彼は、2015年1月にジャマイア・ウィリアムス(dr)、ベン・ウィリアムス(b)とのトリオ名義で来日も果たし、ここ日本での注目度も急上昇。そしてここに切望されていたファースト・リーダー作をついに完成させた!楽曲はデヴィッド・ボウイのカヴァー「Sunday」を除き、すべてがオリジナル。グラミー・ノミネート・ピアニストのジェラルド・クレイトン(p)、ケンドリック・スコットや山中千尋との共演で知られるヴィセンテ・アーチャー(b)等と共に繰り広げる演奏は、スキルフルな交感がたまらなく刺激的であると同時に最高にイマジナティヴで、ハッとするほど幻想的な美しさをも湛えている。

自由自在にギターの音色を変容させながら万華鏡のようなサウンドスケープを描き出してゆく本作は、マシューの溢れんばかりの才気が迸った紛れもない大傑作だ。パット・メセニー~カート・ローゼンウィンケル以降のジャズ・ギター・シーンを担う彼の最先端サウンドを聴き逃がしてはならない。

掲載: 2015年04月28日 17:49