世界屈指の名ギタリスト、アル・ディ・メオラの新作アルバム

アル・ディ・メオラ自身のシグニチャーであるレスポールfホール・カスタムやフラメンコギターの銘器コンデ・エルマーノスのナイロン弦、オヴェーションのスチール・アコースティック、ギルドの12弦アコースティック、48年製マーティンO-18といったギターのほか、カホンやタブラ、フロアタムなど多彩なインストを持ちかえながら、それぞれに趣の異なる3人のキーボード奏者やパーカッショニストたちとセッションを繰り広げる。

彼自身がその音楽的境地とする、アコースティックとエレクトリック、ロックとジャズ、脆さと激しさが共存する“Elysium(楽園)”を具現化した作品。参加ミュージシャンは、Barry Miles - Keyboards / Mario Parmisano - Keyboards, Piano / Philippe Saisse - Keyboards, Piano, Marimba / Rhani Krija - Percussion / Peter Kaszas - Drums。

Al Di Meola アル・ディ・メオラ
1954年米国ニュージャージー生まれ。チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに弱冠20歳で参加したギタリスト。超絶技巧を駆使したプレイはシーンに衝撃を与えた。77年には名盤『エレガント・ジプシー』をリリース。80年代にもジャズのジョン・マクラフリン、フラメンコのパコ・デ・ルシアと組んだ“スーパー・ギター・トリオ”で再び話題となった。90年代以降も高度なテクニックと独自のスタイルで活動を続けている。