未発表ライヴ発掘!若き日のスライ・ストーンを知る貴重な音源
1960~70年代前半をジミ・ヘンドリックスやジェームス・ブラウン、マイルス・デイビスらと共に、人種やジャンルの壁を越えて支持を得たスライ&ザ・ファミリー・ストーン。
今回発見されたライヴ音源は、アルバム『ライフ』と『スタンド!』の間、1968年10月4日・5日の2日間(4ステージ)にわたり、NYの伝説的ライヴハウス、フィルモア・イーストで録音されたもの。リーダーのスライ・ストーンもまだ20代半ばで、若々しいエネルギーに満ち溢れ、代表曲「Dance to the Music」や、オーティス・レディングの「I Can’t Turn You Loose」などを演奏している。当初ライヴ盤として発売される予定だったが、なんらかの理由でお蔵入りになり46年が経過していたという貴重な音源だ。
4月18日に世界中で開催されたレコード・ストア・デイでは、このライヴ音源の中から抜粋した2枚組LP盤が限定発売され、マニアの間で話題になったばかり。また、ドキュメンタリー映画『スライ・ストーン』も日本で公開されるなど、再評価の機運が高まっている。