プロデューサー/ビート・メイカー、ジラフェッジが日本デビュー
ジラフェッジはサンフランシスコをベースに活動しているプロデューサー/ビート・メイカー、チャーリー・イェンのソロ・プロジェクト。彼の特徴的なエレクロニック・ポップなトラック・メイクはPitchfork、 FADER、XLR8Rなど多くのメディアで絶賛されている。
2011 年にデビューEP『Pretty Things』で、彗星のごとくシーンに登場し、その後ドリーミーなシンセポップ・アルバム『Comfort』をリリース。XLR8R にて「エレクトロ ニック・ポップのあふれんばかりの断片に心地よいアンビエントとサンプルを含んだイントゥルメンタル」と評された。
そして2013 年2 月にDaddy Kev 率いる西海岸ビート・シーンの重要レーベル、Alpha Pup からミックス・テープ『Needs』をドロップ。Pitchfork は彼のことを”雑食音楽愛好家”と称したが、80~90年代のポップ~ソウル・ ミュージックの大胆なサンプリングと巧みなエディットは見事で、まさにその多才ぶりが炸裂した作品だった。さらには同年5 月には盟友XXYYXXとの共作 トラック「Even Though」がティーン・デイズやスロー・マジックのリミックスを含む5曲入りEPとしてKitsuneからリリース。
続く2014 年も活発に活動し、ジャネット・ジャクソンの「Someone To Call My Lover」のリミックスをサウンドクラウド上で公開し100 万再生を超えるなど、その注目度が高まり続ける中、プロデューサー/DJ のA・トラックが主 宰するエレクトロニック・ダンス・ミュージックの優良レーベル、Fool's Gold と契約を果たす。
そして初のフィジカル・リリースでもあり、彼のキャリアのターニング・ポイントとなったEPが本作『No Reason』である。これまでのアプローチがより洗練された印象のサウンドで、チル、トラップなどを巧みに横断するフューチャー・ベース~ビート・ミュージック。中でもチョップされたヴォーカルとバブル・ラップ・リフが印象的な「Tell Me」はキラー・チューンとしてネット界隈を中心に話題となっている。最近では初来日も果たした新星R&Bプリンセス、ティナーシェのリミックスを手掛けた事も話題となり、すでに70 万再生を超えている。
また、本作のボーナス・トラックとしてライアン・ヘムズワースとの共作「Every Square Inch」(with Qrion)も話題となり、世界から注目を集めている札幌の若手女性トラックメイカー、Qrion による「Tell Me」のリミックスが収録!
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掲載: 2015年06月05日 18:10