シャンガーン・エレクトロの先駆者、ノジンジャが〈WARP〉よりデビュー・アルバムをリリース
南アフリカはリンポポ発の未来的で躍動感のあるダンスミュージック、シャンガーンエレクトロの先駆者ノジンジャが、〈Warp〉からデビューアルバムを発表。
『Nozinja Lodge』は、プロデューサーがシャンガーン・エレクトロの果てなき限界に挑戦したかのような高濃度な作品であり、レイヴィーなグルーヴと緊張感を内包した「Baby Do You Feel Me」や「Vamaseve Vatswelani」、レイドバックかつディープで陽気なノジンジャのトレードマークともいえるサウンドが映える「Vomaseve Hina」や「Wo va Jaha」などを収録。
愛や運命、そして部族の伝統を歌い上げるシャンガーン・ヴォーカリストのコミュニティーをフィーチャーし、直感的なダンスのスリルをエンドレスに追い求めている。本作にはユニークなソウル、シャンガーンの人々の魂、言語そして音楽の歴史が詰まっている。
タレント不在の南アフリカのポストアパルトヘイトの力強い文化的な土壌から出現したノジンジャは、紛れもなく21世紀のデジタルコミュニティーにおけるヴィジョナリーである。
今夏、ノジンジャはダグ・エイケンがロンドンのバービカン・センターでキュレートを担当する「Station to Station, a '30 Day Happening' 」でレジデントを務める。また数々のサマー・フェスティバルに出演する事が決定しており、5/1にNYで行われるRed Bull Music Academy Festivalを皮切りにツアーがスタートする。
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掲載: 2015年06月15日 20:13