EDM/トロピカル・ハウスのリスナーにオススメ!鬼才エンジョイド
エレクトロニック系音楽が、今EDMから様々な形に多様化し、新しく生まれてくるムーブメントの一つの渦中にいるのが若干23歳の鬼才ピーター・エヴァンス・プリチャードだ。提唱するのはJoystep。エレクトロからハウス、ダブステップ、シンセポップ、ディスコなど様々な音楽を飲み込み一つのカタチを作る、それがエンジョイドの音。2010年過ぎより自身のレーベルで10枚ほどのシングルをリリースし、本作がデビューアルバムとなる。
コケティッシュな女性ヴォーカルが乗る、シンセ・ディスコな「Dreamboat Lover」、軽快なビートに渦巻くベースラインがダンサブルな「Breakfast」、浮遊感のあるシンセとチルなヴォーカルがレイドバックする「Paw Out」、南国の夕暮れに聴きたい極上チル・ウェーヴ「Share Space」など、透明度の高いシンセ・サウンド、ローファイなヴォーカル、シンプルなビート、エンジョイドが解釈する新たなエレクトロニック・サウンドがこのアルバムに凝縮。ニューウェーヴ、ロック、シンセポップ、また昨今EDMから分派するトロピカル・ハウス系のリスナーにもオススメな一枚。
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掲載: 2015年07月03日 12:14