48年振りに来日!ハーブ・アルパート、ニュー・アルバムが登場
音楽界の重鎮トランぺッター/プロデューサーであり、ザ・ティファナ・ブラスのリーダー、そしてA&Mレコードの創始者の一人としても知られるハーブ・アルパード。半世紀近くにも亘り、音楽シーンの最前線で活躍してきた彼の実に48年振りとなる来日公演も、9月の頭に実現する。
そして9月25日。彼にとって前作『IN THE MOOD』から約1年振りとなる新作の発売が決定した。ここ最近は、妻ラニ・ホールをヴォーカルにフィーチャーした最近が続いているが、本作『COME FLY WITH ME』は、彼の愛するスタンダード・ナンバーに、新曲を取り混ぜた構成となっている。
ハーブが気に入っているというティト・プエンテ風のリズムからインスパイアされた「Night Ride」や、バンドとのジャムから生まれた「Cheeky」、パンチの効いたレゲエのビートが印象的な「Walkin' Tall」など本作には、彼が昨年作曲した7つの新曲を収録している。
一方、彼が取り上げているスタンダード・ナンバーには、シナトラの「Come Fly With Me」をグルーヴィーなボサノヴァ調にアレンジしたものや、「Take The A Train」といったスタンダード・ジャズ・ナンバーがあり、さらには、彼が創設者を務めたA&Mからリリースされたジョージ・ハリソンの「Something」を電子楽器EVIを使用したアレンジで聴かせてくれている。
2013年の『ステッピン・アウト』でグラミー賞を獲得し、またオバマ大統領からNational Medal Of Artsを授与されたハーブ・アルパート。この9月、アルバムの発売に先駆けて全米でショウを行うことも発表。その前に、48年振りとなる日本公演を行うことも決定している。
【来日情報】
HERB ALPERT & LANI HALL
2015年9月4日(金)~9月7日(月)
ブルーノート東京
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/herb-alpert/
掲載: 2015年09月01日 11:00