ハンク・ウィリアムズ、お宝が新たな形で蘇る
カントリー・ミュージック界のレジェンド、ハンク・ウィリアムズのお宝が新たな形で蘇る!2008年にリリースされた3枚組CD『I SAW THE LIGHT: THE UNRELEASED RECORDS』にドキュメンタリーDVDを加えた新装版が新たに登場!
1951年、ハンク・ウィリアムズがその短いキャリアのピークにあった頃、彼は、ラジオ番組、MOTHER'S BEST FLOUR COMPANYの為に143曲もの楽曲をレコーディングした。いつものレコーディング・バンドのメンバーと集まった彼は、「Cold, Cold Heart」や「Move It On Over」、「Lovesick Blues」、「I Saw The Light」といった自身のヒット曲や代表曲の他、これまで公式録音したことが無かった楽曲などを収録した。
本作『I SAW THE LIGHT: THE UNRELEASED RECORDING』は、その143曲から54曲を厳選して3枚のCDに収めたもの。通常もよりカジュアルなセッティングでのレコーディングだった為か、バンドと会話を交わしたり、他のアルバムでは見られないようなリラックスした彼の姿が垣間見える。どれも2008年に作品化されるまでは未発表だった貴重な音源ばかり。
今回リリースされる新装版は、2008年にリリースされた3枚組CDに加え、ドキュメンタリーDVDを追加収録!このDVDの中には、ハンクの娘、ジェット・ウィリアムズと、ハンクのバンド・メンバーだったドン・ヘルムズとビッグ・ビル・リスターのインタビューを収録。この貴重な音源が収録された背景やストーリーを知ることが出来る。
ハンク・ウィリアムズの自伝的映画『I Saw the Light』がアメリカで11月27日に公開されることも決定している中での新装版リリース。ハンク・ウィリアムズの歴史だけでなく、カントリー・ミュージック史においても、貴重な資料になるであろう作品が待望の登場だ。
掲載: 2015年10月09日 12:05