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細野晴臣が発足させたレーベル「ノン・スタンダード」からリリースされた10タイトルがSHM-CD再発

ノンスタンダード

YMOを散開(=解散)した細野晴臣が、テイチクとの業務提携という形で1984年に発足させたレーベル、ノン・スタンダードよりリリースされた10枚の作品をSHM-CDで再発。

■細野晴臣『メイキング・オブ・ノンスタンダード・ミュージック』オリジナル発売:1984年11月10日
YMO散開後その動向が注目されていた細野晴臣が、"Non-Standard"と"Monad"の2つのレーベルを設立し、その第1弾作品として84年11月にリリースしたのが本作。2つのレーベルのこれからの活動を予感させる楽曲が収録されている。

■WORLD STANDARD『ダブル・ハピネス』オリジナル発売:1986年2月21日
鈴木惣一朗率いるワールドスタンダードが、86年2月にリリースしたミニ・アルバム。エスペラント語によるダンス・ミュージックを実践した無国籍ポップスは、海外でも高い評価を得た。

■コシミハル(越美晴)『ボーイ・ソプラノ』オリジナル発売:1985年11月21日
細野晴臣のプロデュースでYENレーベルに2枚のアルバムを残した後、ノンスタンダードに移籍し85年にリリースしたアルバム。「アヴェ・マリア」や、シューベルトの「野ばら」といったクラシックの楽曲をテクノの手法でカヴァーした、斬新かつ美しいアルバム。

■MIKADO『冬のノフラージュ』オリジナル発売:1984年11月21日
本作は1984年リリースの12インチに、ボーナス・トラックとして12インチ『哀しみのカーナヴァル』(オリジナル発売:1985年10月21日)をカップリング。

■アーバン・ダンス『セラミック・ダンサー/2 1/2』オリジナル発売:1986年1月21日
高橋幸宏のプロデュースでデビューした、成田忍+松本浩一+小山謙吾からなるアーバン・ダンス。86年1月リリースの12インチ・シングル『セラミック・ダンサー』に、彼らのラスト・アルバムとなった2nd『2 1/2』(オリジナル発売:1986年6月21日)をカップリング。

■Shi-Shonen『Singing Circuit』オリジナル発売:1985年5月21日
戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾によるShi-Shonenが、85年にノンスタンダードに移籍し、同年5月にリリースしたファースト・フル・アルバム。モダン・テクノポップ・バンドとして活動してきた彼らの作品の中でも、本作は青春テクノ・ポップの歴史的名盤と言われる代表作。

■BLUE TONIC『Moods for Modern』オリジナル発売:1987年6月21日
井上富雄、冷牟田竜之、木原龍太郎らが在籍したブルー・トニック。87年発表のファースト・アルバム『Moods for Modern』に、当時12インチ・シングルとしてリリースされた『blue tonic』(オリジナル発売:1987年1月21日)を追加収録。

■細野晴臣『S-F-X』オリジナル発売:1984年12月16日
1984年12月に発表された、ノン・スタンダードからのソロ・アルバム第1弾。それまで細野晴臣がYMOで実践してきたサウンドから一歩踏み出し、コンピューターを駆使しデジタルでテクノを表現する、という当時最新の方法論をいち早く具体化させた作品として注目を集めた名盤。

■F.O.E『FRIEND or FOE?』オリジナル発売:1985年12月16日
『S-F-X』制作中に過剰なビート感の魅力にとりつかれた細野晴臣が、OTTをキーワードとして結成したユニットが、フレンズ・オブ・アース(F.O.E)。本作は彼らの2枚の12インチに、ジェームス・ブラウンをゲストに迎えた7インチ『セックス・マシーン』(オリジナル発売:1986年5月1日)や『Sex, Energy & Star』(オリジナル発売:1986年5月21日)からの音源をプラス。

■Various Artists『ザ・ベスト・オブ・ノンスタンダード』オリジナル発売:1985年12月16日
細野晴臣、ワールドスタンダード、Shi-Shonen、越美晴、ピチカート・ファイヴなど、ノン・スタンダードを支えたアーティストの音源によって構成されたベスト盤。このアルバムでしか聴けない音源も含まれている。本作にはボーナス・トラックとして、中原香織のシングル“銀河鉄道の夜”を追加収録。

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掲載: 2015年10月21日 00:00