モントリオールのドリーム・ポップ・バンド、ヤング・ギャラクシー新作が登場
ヴァンクーヴァーで結成し、現在はモントリオールを拠点にしてStephen Ramsay、Catherine McCandless、Matthew Shapiro のトリオ編成で活動しているYoung Galaxyによる5作目。
〈Polaris Music Prize〉にノミネートされ、Pitchforkでも7.8 点を獲得した前作『Ultramarine』、サード・アルバム『Shapeshifting』に引き続き、北欧ニュー・ディスコ・ユニット、Studio の片割れで、別名義Ateljeとしても活動して いる才人、Dan Lissvik が引き続きプロデュースを担当。
元々はArts & Crafts からデビューし、Slowdive、Galaxie 500、Luna、Pink Floyd、Spiritualized などとも比較されるドリーミーなインディ・ポップ/ロックを展開し、Arcade Fire、Peter、Bjorn and John、Stars、Death Cab For Cutie といったアーティストと共演してきた彼らであるが、メンバー・チェンジもしながらしだいにエレクトロニックなサウンドへとシフトしていった。
その変化や進化が一段と炸裂した印象なのが通算5作目となる本作だ。煌びやかでフックの効いたシンセのレイヤーとダンサブルなリズム、グルー ヴィーなベース・ライン、そこへ注ぎ込まれ躍動するソウルフルで美しいヴォーカルが融合するサウンドにぐいぐいと引き込まれる。
タグ : UK/US INDIE
掲載: 2015年10月26日 13:17