CM曲に起用されたレディー・ガガのリミックスで大注目!モーション・ワーカー
モーション・ワーカーことアダム・ドーンは、グラミー賞受賞プロデューサーの父ジョエル・ドーン(ロバータ・フラックをプロデュースした他、ネヴィル・ブラザーズ、ベティ・ミドラー、ルー・ロウルズ等、アトランティック・レコード のジャズ部門大半を手がけた)の影響で小さな頃から音楽と共に育った。10代後半に世界的ベーシストのマーカス・ミラーに出会ったアダムは、彼に師事し、彼と共にスタジオで多くの時間を過ごし、弟子として日本公演を含む世界中のツアーにも同行した。その後アダムは名門バークリー音楽大学に入学し、多くのジャンルの音楽、楽器を学ぶ。ベースのセッションミュージシャンとしてキャリアを始めるまでに至った。
そして、後にカウント・ベイシーやデューク・エリントン等、大好きなジャズの楽曲にモダンなビートをミックスしたリミックス、楽曲制作業にも専念。その頃からベーシストの「アダム・ドーン」としてでは無く、リミックス、楽曲制作業でのアーティスト活動時に「モーション・ワーカー」という名義を使い、エレクトロスウィング・シーンのパイオニアの1 人としてその名を世界中に轟かせていった。
ジャズ、クラブミュージック、ファンクをポップにミックスしたモーション・ワーカー独自のユニークなサウンドは、TVCM、ドラマ、映画に多数起用され、映画『プラダを着た悪魔』挿入歌” トレス・トレス・チック” で一躍有名となった(同名映画のサウンドトラックにもマドンナ、U2、ジャミロクワイらの楽曲と共に収録)。他にも日本の資生堂のCM 音楽(出演:レディー・ガガ / 楽曲トニー・ベネット レディー・ガガ リミックス by モーション・ワーカー)、大人気ドラマシリーズ『ベター・コール・ソウル(『ブレイキング・バッド』シリーズのスピンオフ)』のエンディングテーマ、エミー賞にノミネートしNAACP アワード受賞ドキュメンタリー作品『RICHARD PRYOR - OMIT THE LOGIC』の劇中音楽等、数多くの作品を手掛け注目を浴びている。
チャーリー・ハンター、ビル・フリーゼル、ハル・ウィルナー、リリックス・ボーン、ミンディ・エイベア、ラサーン・ローランド・カーク、ジェーン・モンハイト、スウィー
トピー・アトキンス(ワズ(ノット・ワズ))ら” 本物” のミュージシャンたちとのコラボレーション、マーヴィン・ゲイ、ニーナ・シモン、ジョニー・キャッシュ、テネイシャスDら錚々たるアーティストの楽曲リミックスを経て完成された「モーション・ワーカー」という名のちょっぴりレトロで新しい音楽の一大エンタテイメント。
ミュージシャンとしても進化し続けているモーション・ワーカーが今までキャリア、経験、音楽嗜好、それら全てを集結させ、構想から演奏、レコーディング、プロデュース、ミックスと、ほぼ全ての作業を一人で成し遂げた、8作目にして渾身のセルフタイトル作『モーション・ワーカー』。今までのエレクトロスウィングには更に磨きをかけ、自らのルーツ「ファンク」に重点を置き、史上最高にファンク、そして” ファンク” タスティックなアルバムが完成。「洒落た言葉や飾りはいらない、ただ音楽があるだけで良い」というモーション・ワーカーの思いから、本国アメリカを始め、世界各国で配信のみリリースされていた今作。コレクターの多い日本では限定盤として、あえてCD でのフォーマットでお届けします。
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2016年01月25日 17:02