映画『イヴ・サンローラン』劇中音楽を手掛けたイブラヒム・マーロフ〈impulse!〉日本デビュー盤

自身のルーツであるアラブ音楽を取り入れるために、その特徴的な“微分音”を出すことのできる特注の4分音トランペット（ピストンが4つ！）を用いる世界で唯一のアーティスト！

フランスを始め世界で大注目のトランぺッター、レバノン生まれパリ育ちのイブラヒム・マーロフの〈impulse!〉日本デビュー盤『Red & Black Light』。このアルバムは、フランスで2015年10月に先行発売され、総合アルバム・チャート初登場8位を獲得。

アラブ音楽とジャズの融合という独自のスタイルで奏でた本作『Red & Black Light』は前作よりも、よりコンテンポラリーでポップ、エレクトロな内容。なんと、ビヨンセの「Run The World (Girls)」のカヴァーも収録！

Ibrahim Maalouf『Red & Black Light』
1. Free Spirit
2. Essentielles
3. Goodnight Kiss
4. Elephant's Tooth
5. Red & Black Light
6. Escape
7. Improbable
8. Run The World (Girls)
9.（日本盤ボーナス・トラック） Red & Black Light（20syl Remix）

personnel：
Ibrahim Maalouf（trumpet）
Francois Delporte（guitar）
Eric Legnini（keyboards）
Stephane Galland（drums）

イブラヒム・マーロフは、パリの音楽学校で学びながら、VICTOIRES DU JAZZ 2010 フランク・テノ賞 受賞、ハンガリー国際トランペット大会 2002 優勝、ワシントン国際トランペット大会 2001 優勝、モーリス・アンドレ国際大会 in パリ2003 準優勝などなど、権威ある世界大会を総なめ！スティングやエルヴィス・コステロといった大御所とも共演。更に2014年公開の映画『イヴ・サンローラン』の劇中音楽も手掛けるなど幅広く活動している。

Ibrahim Maalouf イブラヒム・マーロフ
レバノンの首都ベイルート出身、パリ育ちのトランペット奏者。トランペット奏者を父に、ピアニストの母を持つ音楽一家に生まれ、アラブやインドの伝統音楽で登場する微分音（平均律において半音より狭い音程）を表現するために彼の父が開発した四分音を出すことができる“微分音トランペット”を用いる世界唯一のトランペット奏者。15歳にして、トランペット奏者にとって最難関と言われるバッハのブランデンブルグ協奏曲第2番を吹きこなし、20世紀フランス有数のトランペット奏者モーリス・アンドレに見出され、プロ音楽家の道へ。パリのコンセルヴァトワールでクラシックを学びつつ、トランペットの持つ可能性と自身のスキルを追求するため、ヨーロッパ及び国際大会にも多数出場。これまでに世界中で15以上もの受賞を果たしている。2007年以降作品をリリースし、フランスの音楽賞で華々しい受賞歴を誇るなど自身の活動の他、映画のサントラやオーケストラのプロデュース/作曲、有名アーティストとの共演、楽曲提供など幅広い活躍を見せる今最も注目されているアーティスト。