Kyoka、ニュー12インチEPを日本限定でCD化
実験・電子音楽レーベルの最高峰、ドイツ〈raster-noton〉レーベルよりリリースした初フルアルバム『IS (Is Superpowered)』(2014年)が各方面で高い評価を得た、ベルリン~東京を拠点に活躍する日本人エレクトロニック・アーティストKyokaがニューEPをリリース!日本盤CDには12インチよりも2曲多い全6曲を収録。
音の「響き」に興味を持ったのがきっかけで音楽制作を始めたというKyoka。本作EPには、2008年から時々録りためていた、ライヴのサウンドチェックやパフォーマンス中に編集・録音した音源を分解・再構築し、非常にユニークな音の響きを纏わせたトラックが収録されている。ライヴ・レコーディングならではの思いがけないビートの変化やクリック~ノイズなど、生き生きとした即興性をそのまま生かしつつ、さらに制作時に滞在したスウェーデン国営の電子音楽スタジオEMSのモジュラー・シンセサイザーのパワフルなサウンドもミックス。
また、本作では彼女の特徴的な声のサンプルを封印し、よりストイックに音の響きの多様性を追求している。インダストリアルやノイズを飲み込んだ激烈なインパクトとミニマリズムが融合する「踊れる実験音楽~ミニマル・ダブ編」を展開!
【Kyoka】
現在進行系の実験 ・電子音楽レーベルの最高峰の一つであるraster-notonにおける、初の女性ソロアーティスト。ベルリン~東京を拠点にインターナショナルに活躍する。激しくラフなその音楽はブロークンポップビートとも呼べるダンサブルな要素を含む。幼少期にピアノ、フルート、三味線を学ぶ。その傍ら、ラジオやチューニング音をテレコで録音し、録音機器の可能性と低音に魅了される。1999年、シンセサイザーやコンピューターを購入し、小さなシンセを片手に、単独でバックパック旅行を開始。2008年よりベルリンのonpa)))))レーベルから3枚のEPをリリース。その後、Alva NotoとByetone率いるドイツのRaster-Notonから12インチ「iSH」(2012年)、初フルアルバム『 Is (Is Superpowered) 』をリリース。 国内外問わず、多くのフェスティバルやレーベルショーケースに出演し、国際的に非常に高い評価を獲得している。
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掲載: 2016年01月27日 17:49