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初恋の嵐、奇跡のニュー・アルバム『セカンド』発売

初恋の嵐

中心メンバーの死を乗り越えて完成させた唯一のフルアルバム『初恋に捧ぐ』(2002年)によって、伝説のバンドとなった初恋の嵐。2002年、初恋の嵐はメジャー・デビューに向けプリプロ、レコーディングを進めていました。しかし、3月にヴォーカル&ギターにして全曲の作詞作曲を手掛ける西山達郎が急性心不全により死去。残されたメンバーとスタッフは、生前に録ってあった西山のヴォーカルやギターのテイクを使い、アルバム『初恋に捧ぐ』を完成させ、同年8月にリリース。これが、バンド初恋の嵐がリリースした唯一のオリジナル・フルアルバムとなりました。このリリースの後、初恋の嵐は活動を休止。
2015年、ライヴで一度も演奏したことが無い曲“ジョイント”のマルチトラックが発掘されたことにより、いよいよ13年振りのニュー・アルバムは実現へと大きく前進することになりました。

■今回収録された10曲は以下の3種類の音源で構成されています。
1)西山が生前残していたデモやプリプロ音源のヴォーカル・テイク(場合によってはギターも)を使い、バックトラックを現在の初恋の嵐バンド・メンバーで新録音する、ビートルズにおける“Free As A Bird”方式の曲(4曲)。

2)メンバーの隅倉、鈴木、そしてゲスト・シンガー(山内総一郎[フジファブリック]、コヤマシュウ[スクービードゥー]、堂島孝平)がリード・ヴォーカルをとる曲。こちらはオケも含め全て新録音(5曲)。

3)2002年2月にメンバー3人で録ったプリプロ・テイクを活かし、それに鍵盤をダビングした曲(1曲)。

 初恋の嵐が結成されたばかりの1997~1998年から、西山の死の直前の2002年2月のまでの5年間に作られた未発表楽曲で構成されている。これらの楽曲が遂に陽の目を見ることによって、早熟にして早逝の天才ソングライター、西山達郎の全貌が明らかになります。

 

掲載: 2016年01月27日 10:42