SWV、約3年振りとなる通算5作目のスタジオ・アルバム
TLCと並び90年代のフィメールR&BシーンをリードしたSWV(Sisters With Voices)、97年の解散から15年の時を経て2012年通算4作目となる復活作を発表した。復活作よりはMass Apeal Entertainmentに移籍、eOne Music配給でのリリースとなっている。同年東阪Billboardツアーを実施。全公演ソールドとなり、その存在感を改めてアピールした。
メイン・ヴォーカルのココを中心に、タージとリリーによるコーラスによって重なり合うそのハーモニーはデビュー当時絶大な人気を博し、「Weak」、「Right Here」、「I'm So Into You」、「You Are The One」等数々のヒット曲を飛ばす。ストリート感溢れるヒップホップ・ソウルから、情感溢れるスロウ/ミディアム・チューンまで歌いあげるレンジの広いヴォーカル・スタイルは後進のR&Bアーティスト達に多大な影響を与えた。
今作からのファースト・シングルとなる「Ain't No Man」は前作から引き続きケイソン・ラム(ビヨンセ、ジャズミン・サリヴァン、ミッシー・エリオット、モニカetc)をむかえ、SWVの真骨頂ともいうべき美メロなミディアム・チューンに仕上げている。
タグ : ソウル/R&B
掲載: 2016年02月10日 20:00