ステレオラブ中心人物ティム・ゲインが仕掛けるクラウト・ポップ大作
「クラフトワークやノイ!の地下を走るネオンに彩られた地下道を鮮やかに描写し駆け抜けながら、不規則で変態的に揺らめくシンセがDAFや80年代エレクトロポップを想起させる」-The Guardian
キャヴァーン・オブ・アンチマターは、ステレオラブの中心人物ティム・ゲインによる新しいバンドで、ステレオラブのオリジナルメンバー、ジョー・ディルワースとシンセ名手ホルガー・ザップからなり、現在ベルリンをベースに活動している。
本作は、〈Grautag〉〈Deep Distance〉〈Peripheral Conserve〉〈Associated Electronic Recordings〉などのレーベルからの限定盤ヴァイナルリリースを経て誕生した彼らのファースト・アルバムで、ディアハンターのブラッドフォード・コックス、スペースメン3のソニック・ブーム、マウス・オン・マーズのヤン・セント・ワーナーが参加している。
強烈なサイケデリック・グルーヴでいきなりリスナーを宇宙の彼方に連れ去る「tardis
cymbals」、フランツ・フェルディナンドと共振するかの如く気持ちよく跳ねるダンス・ロック「melody in high feedback tones」、ディアハンターのブラッドフォード・コックスがヴォーカルで参加したリード・シングル「liquid gate」、ブリブリのアシッド・モジュラー・シンセにポジティヴなメロディーラインが多幸感を煽るダンス・ロック「Echolalia」など、ティム・ゲインが挑戦するクラウト・ダンス・ミニマル・ポップ大作の誕生です!
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掲載: 2016年02月15日 14:06