アンビエント・ベース・ミュージックを創造する新人プロデューサーKenta Uesugiがデビュー
テクノ、チルウェイブ、ヒップホップ、エレクトロニカなど、あらゆるビートミュージックをベースにサウダージ感溢れるアンビエント・ベース・ミュージックを創造する新人プロデューサーKenta Uesugiが遂にデビュー。
シンセ・リヴァイヴァル、ニューエイジといった10年代以降の音楽も多方面から吸収し、学生時代にラモーンズとマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン で培ったエレクトリックギターでロッキンなフレバーをディザーします。レコードのチリチリとしたノイズやカセットテープのコンプレッションで変調された美麗パッドのスィートなレイヤー、アウトボードによる激しいリミテーション。
2014年ブラジルW杯で開催国ブラジルがドイツに 1-7で敗れたミネイロンの惨劇からインスパイアされた今作では、期待が膨らみすぎたものが崩壊していく極限の切なさを音楽で追求、グローバル化した現代の東京の今を表すリアル・フォーク・ミュージックを目論みました。真実は小説よりも奇なりという言葉が示すようにシェイクスピアでさえ思いつかないようなストーリーを描いたたミネイロンの惨劇から溢れ出す悲しみのメロディアスは山下達郎とミルトン・ナシメントを誰よりも愛するKenta Uesugiの感性がまるで天地創造のビックバンのように弾け飛びます。
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掲載: 2016年02月16日 14:54