ティガ、7年ぶりとなるアルバムを遂にリリース

カナダはモントリオール出身のDJ/プロデューサー、そしてエレクトロハウス・シーンを牽引してきたティガことティガ・ソンタグが前作『Ciao!』から7年ぶりとなるアルバムをリリースする。

本作には昨年アルバムを発表しフジロックで来日、日本のオーディエンスを沸かせた超人気イギリス人プロデューサーのハドソン・モホークや、〈Ghostly International〉〈Sectral Sound〉を主宰し、名門〈Plus 8〉や〈Perlon〉からのリリースでもおなじみの敏腕プロデューサーであるマシュー・ディアー、現在は活動休止中の人気ポップ・アクト、シザー・シスターズのボーカル、ジェイク・シアーズ、そして仏名門〈F Communications〉からのリリースで知られる北欧電⼦シーンのベテラン、ヨリ・フルコネン、デビュー作「Paris Dub 1」がカルトヒットとなり一躍シーンに躍り出たパラノイド・ロンドンら新旧豪華メンバーが参加したティガ渾身の一枚となっている。

帯付き盤には限定ボーナス・トラック(DLコード)付き

【Tiga（ティガ）】

本名ティガ・ソンタグ、カナダはモントリオール出身のDJ/プロデューサー。1998年に自身のレーベル〈Turbo〉を設立。2001年には、カナディアン・ロッカーのコリー・ハートのカバーであり、エレクトロクラッシュ・シーンのビッグ・アンセムとなる「Sunglass At Night」をティガ＆ジンザリアス名義でリリースし、一躍その名を世に知らしめた。2003年に、人気DJミックスCDシリーズ『DJ Kicks』のコンパイルを担当。2006年に、1stアルバム『Sexor』を発表。同作は、エレクトロ・シーンの先駆者らしい80年代的なサウンドをベースにしながらも、アシッド・ハウスやブリープ・テクノ、そしてエレポップなどの影響も取り込んだ幅広い内容で多方面から高評価を獲得。2009年に2ndアルバム『Ciao!』をリリース。またLCDサウンドシステム、デペッシュ・モード、コールドカット、The XX、モービーなど錚々たるアーティスト達のリミックスも手掛け、自身主宰の〈Turbo〉からも、デューク・デュモン、クローメオ、ゲサフェルスタインやボーイズ・ノイズらのブレイクを仕掛けてきた。最近ではジェームス・マーフィーやプッシャTとコラボレートするなどその活動は衰えるところを知らない。そして2016年、満を持して3rdアルバムとなる『No Fantasy Required』を〈Counter〉よりリリースする。