ツインVoとツインGを擁する注目の6人組UKメタル・バンド、ヤシン
英国のスコットランドはグラスゴー出身の、ツイン・ヴォーカルとツイン・ギターを擁する6人組メタル/ロック・バンド=ヤシンが、アルバム「THE RENEGADES」で、遂に本格デビューを果たす。
【フックだらけのメロディに満ちたサウンド】
若い世代のバンドだけあって、ツイン・ヴォーカルのひとりケヴィン・マイルズの主な歌唱はグロウリング。サウンドもヘヴィでアグレッシヴなテイストがある一方、クリーン・ヴォーカル使いのハリー・ラッドフォードが繰り出すポップとすら呼べるキャッチーな歌メロと、ポール・トラヴァースとコナー・マクラウドのギター・コンビによるメタリックで高揚感あるリフ、そしてリードはまさしくブリティッシュ・メタルのそれであり、「激しさと聞きやすさ」が同居したサウンドを完成させた。
【日本以外のテリトリーでSONYと契約】
それほどまでにキャッチーなメタリック・サウンドが認められたのか、2015年、日本を除く全世界のテリトリーで、3大メジャーのひとつSONYと契約。過去2枚、自主制作のアルバムをリリースしてきたが、本作がついに正式なデビュー作となる。
【グラマー・オブ・ザ・キルのメンバーをはじめ、スタジオにおける強力なバックアップ】
プロデュースは、アスキング・アレクサンドリアらとの仕事が有名なサムとジョーのグレイヴズ兄弟。ミックスは、グラマー・オブ・ザ・キルやザ・デヴィル・ウェアーズ・プラダといったバンドのプロデュースを手掛けてきたジョーイ・スタージス。そのグラマー・オブ・ザ・キルのマイク・キングスウッドは、本作のエンジニアリングにも助太刀し、“Play Me”には、マイクが書いたギター・ソロも収録されている。
【バンド名の由来】
日本語の「野心(Ambition)」と発音を同じくするヤシン(YASHIN)という少々不思議なバンド名であるが、これは、サッカーの旧ソ連代表の名ゴールキーパー、レフ・ヤシンから頂戴したもの。
【すでに様々なフェス、ツアーを経験】
これまで、2011年、2012年の『DOWNLOAD FESTIVAL』や、『SONISPHERE 2014』といった英国の主要ロック・フェスに出演してきた彼ら。さらには、コーン、パパ・ローチ、ブラック・ヴェール・ブライズ、グラマー・オブ・ザ・キル、ア・デイ・トゥ・リメンバーといったバンドのサポートも経験。
【『KERRANG!』のサンプラーCDに参加】
2012年、英国のロック専門誌『KERRANG!』の付録であったメタリカへのトリビュートCD「THE BLACK ALBUM: COVERED」で“Wherever I May Roam”をカヴァー。世界的に注目を集めるきっかけとなった。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO
掲載: 2016年04月19日 19:14