〈限定再プレス〉intoxicate records 武満徹 映画音楽作品集~夢の引用
2006年タワレコのフリーマガジン〈intoxicate〉が運営するレーベル〈intoxicate records〉からリリースされた武満徹の没後10年を記念した映画音楽作品集が限定復刻されます。
武満徹自身に「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評された鈴木大介、カサンドラ・ウィルソンのグラミー賞アルバム『ニュー・ムーン・ドーター』をディレクションした音楽家としても知られるギタリスト、ブランドン・ロス、ジャズ・ベーシストとして様々なアルバムに参加しているツトム・タケイシの、気鋭のアーティスト3人がタッグを組み、武満徹を演奏したアルバムとして、発売当時大きな話題となりました。
武満徹…現代音楽の作品というと、一般的に「小難しい」と捉えられがちですが、彼の映画音楽はむしろその逆を行く耳馴染みの良いけれどどこか陰のある作品が特徴と言えます。こちらのアルバムに収められた“太平洋ひとりぼっち”“○と△の歌”“ヒロシマという名の少年”“狂った果実”“伊豆の踊り子”などはその典型例ともいえるものです。今回のアルバムではそれら8曲を優しく静かなアンサンブルと囁くような声で歌う、いわばクラシカル・ジャズのようなアレンジ。深く聞き込みたい方はもちろんのこと、普段使いのBGMとしても、最良のアルバムとなっています。
(タワーレコード)
【収録曲】
1.太平洋ひとりぼっち
2.○と△の歌[歌詞英訳;武満眞樹]
3.伊豆の踊子
4.ヒロシマという名の少年
5.素晴らしい悪女
6.あこがれ
7.狂った果実
8.日本の青春
【演奏】
鈴木大介(ギター)
ブランドン・ロス(ギター、ヴォーカル)
ツトム・タケイシ(ベース)
カテゴリ : タワー限定
掲載: 2016年04月22日 14:00